海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

メルボルンから行くエアーズロック・ウルル

メルボルンからエアーズロックへ行く

 

エアーズロックとは

オーストラリアの中央、ノーザンテリトリー州にある世界最大級の巨大な1枚岩でできた山です。自然と文化の複合世界遺産に登録されています。エアーズロックはウルルとも呼ばれ2つの名前がありますが、「エアーズロック」という呼び名はイギリスの探検家エアーズさんがつけた名前で「エアーズさんの岩」です。この名前は馴染みがありますよね。一方、「ウルル」は先住民アボリジニの言葉です。映画「世界の中心で愛を叫ぶ」で日本でも有名になりましたね。

ということで、
オーストラリアで最も有名なウルルへ私も友達と2人で行くことにしました。ウルルはアボリジニの聖地で登山はあまり良くないということで、ウルルの登山が出来るのは2019年10月25日までです。10月26日からは登山全面禁止になってしまうそうです。

ツアーで行くのが便利なので、前回もグレートオーシャンロードでお世話になった「ホットホリデー」さんを利用させていただきました。

私が利用したツアーは

直行便利用エアーズロック2泊3日パッケージ 
[航空券+宿2泊+エアーズロック&オルガ(カタジュタ)の観光ツアー] メルボルン

https://www.hotholiday.jp/products/id/6214/

1人938ドルでした!

ツアー内容:(含まれるもの【航空券】【ツアー】【ホテル】)

エアーズロックサンライズとサンセット観賞
・ウルル麓巡り
・カルチャーセンター見学
・オルガ(カタジュタ)岩群(ウォルパ渓谷散策)
・2日目午後からフリーの余裕を持ったスケジュール
エアーズロック観光時の日本語ガイド
・国立公園入園料込み
メルボルン発往復直行便航空券 
・ 宿2泊

ツアー日程は出発は2019年4月7日(日)4月9日(火)の2泊3日。

1日目:4月7日(日)

ウルルへ出発

メルボルン市内から各自空港へ。

空港へはスカイバスを使って行きます。オンラインで往復チケットを買っておけば通常片道19.5ドルが18ドルになります。ここのサイトから購入できます。

https://www.skybus.com.au/

 

メルボルン(9:45am) → エアーズロック(12:15pm)

メルボルンタラマリン空港からエアーズロック間はジェットスター航空の直行便を利用して片道3時間前後。乗り継ぎなく便利。

ジェットスターなので手荷物預けは別料金がかかってしまいますが、7kgの機内持ち込み荷物可です。2泊3日で7キロは余裕と思いましたが、意外とギリギリ。しかもメルボルンの空港では機内持ち込み荷物を体重計ではかられたので事前に荷物の重さを量ることをお勧めします。重量オーバーだと追加料金を払うか荷物を捨てなければなりません。

エアーズロック空港到着

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空港はとても小さいです。

 

外に出るとすぐに各ホテル行きのシャトルバスが止まっているので無料シャトルバスに乗り込んで各自宿泊ホテルまで移動してください。ガイドの同行ないです。

 

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ホテル到着

 

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私たちが宿泊したホテルは「Outback Pioneer Hotel&Lodge(Youth Hostel)」(アウトバックイオニアホテル)

ホテルもあるのですが、安いのでバックパッカー 男女別20人相部屋を選択。

敷地内にはレストラン、プール、インターネット設備、共同で使えるキッチン、共同のバス&トイレがある他、ウルルとオルガを見渡すことができる展望エリアもあります。
AAT King社によるツアーの当日のお迎え時間が案内されているので安心してツアーに参加出来ます。

チェックインが15時からなので、必要なものだけリュックに入れて手荷物をホテルのフロントに預けてください。

午後の観光スタートまで自由行動です。昼食は午後の観光スタートまでに各自で澄まなくてはいけません。

 

お腹も空いたのでホテル内にあったお店で腹ごしらえ。

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Outback Berger」(17ドル)。
ここのハンバーガーがめっちゃおいしくてびっくり。しっかりとしたビーフで肉厚のジューシー。パテのオリジナル感がいい。また食べたい!!ボリューもあり。

 

 

ホテルのロビーでツアーの迎えを待ちます。

 

 


5:10pm

アウトバックイオニアホテルからAAT King社がお迎え

点呼するのですが、行くにあたって1Lの水をもっていかないとツアーに参加出来ないとのこと。点呼の前に水をチェックされるので必ず持参してください。

 

水が1Lで6ドルもして高いので、水道水でもよい方はホテルの外にあるバーで水を自由に飲めるところがあるのでそこから持っていってもいいと思います。

 

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ホテルを出発

カタジュタ散策へ

 

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バスの移動中にはガイドさんが国立公園の植物のことや土地のことなどすごくたくさん話してくれました。

この公園に生えている草は針のようにとげとげしていて、自転車で走るとタイヤがパンクしてしまうそうです。
また、この土地の植物の葉が細いのは水分の蒸発を防ぐためとか。

ガイドの名前はレミさん!とても説明が上手でとても多くのことを知れて面白かったです。

カタジュタに着きました。

 

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巨大な岩に圧倒!!

 

 

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岩の近くまで行くのに20分ほど歩きます。途中、岩がごつごつした地面になるので少し歩きにくいです。
16時近いのにまだ暑いし日が強い!

それにしても、小ハエがたくさんいて、顔によくぶつかってきます。ハエよけネットがあればいいと言って聞いていましたが、確かにあった方が過ごしやすかったなと思いました。
4月は夏じゃないからなくても何とかなりましたが。
一応洗濯ネットは持って行ったけど(笑)
持っていなくても、ハエ除けネットが現地でも購入できます。「Sails in the Desert」というホテルの周辺にはいろいろなお店があるので、ここのに行けば売っています。

 

岩を近くで見るとこんな模様です。

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バスへ戻ると、麦茶をおしぼりのサービスがありました。暑い中歩いた後の冷たいおしぼりと麦茶はありがたいです!

 

移動して

 

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カタジュタ展望台にて写真撮影。トイレ休憩が最後なのでここでトイレを。しかし、混んでいてトイレが済んだ頃には展望台での時間があまりありませんでした。トイレは走って並ぶべきです!

 

 

ウルルサンセット会場へ

またバスを走らせて向かいます。

 

会場というからどんなのかと思うとしっかりセッティング!

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※オーストラリア産スパークリングワインまたはソフトドリンク1杯、とおつまみ付きとありましたが、結構たくさんのおつまみが用意されていてびっくりでした!飲み物も1杯と書いてありましたが、余ったものは飲めたので2杯いただくこともできました。おつまみもおいしい。

 

スパークリングワインを片手にウルルのサンセット鑑賞。グラスに移っているウルルが逆さまに見えます。

 

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赤い夕陽に照らされていたウルルがだんだん岩肌の色が変わってきて風情があります。

 

 

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夕日が沈んだらアウトバックイオニアホテルに帰り、今日のツアーはこれで終了。明日は朝早くからサンライズ鑑賞です。

ディナーはガイドのレミさんがおススメしてくれたレストランへ!

 

エアーズロックリゾートのアウトバックイオニアホテルで宿泊。

 

私たちはバックパックの方に宿泊。部屋はこんな感じでした。

 

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2日目 2019年4月8日(月)

エアーズロックサンライズ

5:55am(日の出に合わせてツアー開始となるので、時期によって違う)
アウトバックイオニアからお迎え
ウルル・カタジュタ国立公園へ。

サンライズ会場タリングル ニャクンジャク。

 

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緑茶、コーヒー、紅茶などのあたたき飲み物やクッキーが用意されていました。

 

夜明けの最初の光が砂漠の平原をゆっくりと横断する様子を鑑賞。朝日が地平線に近づくにつれてだんだんとその姿を現すウルルの様子。

 

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日が昇ってきてだんだん赤くなっていきます。

 

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サンライズ鑑賞が終わるとバスに戻り、ウルル登山へ。

バスの中ではガイドさんが登山に関する詳細と注意事項を説明。
ガイドさんはウルルの登山をおススメしていませんとはっきり断言。ウルルはアボリジニの聖地であり、登山という行為は私たちで言うと、大仏の上を登ると同じ行為になります。
禁止ではないので登ってもいいですが、すべて自己判断、自己責任でお願いしますと。

登山したい人としたくない人がいるので
以下から選択
・登山(往復 約2-3時間)、または
・麓めぐり(マラウォーク)とウルル・カタジュタカルチャーセンター訪問

私たちは1時間ほど登山してウルル・カタジュタカルチャーセンター訪問するプランを選びました。

ウルルの登山

ウルルの登山ができるかどうかは天候や気温、風の強さ、アボリジニの祝日などではないことによるそうです。また、当日になって登山口に行ってみないとわからないのです。

 

幸運にも、この日は天候もよく、登山口が合いていたのでたくさんの人がすでに登山をしてました。

 

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よく見ると人の行列が。アリのようです。
ウルルの登山は初めから急な坂で、岩もけっこう滑りやすいです。私は靴の底に凹凸があるナイキのスニーカーで上ったので一応登れましたが、靴の底がつるつるのものでは本当に登りづらいです。靴はちゃんとしたものを用意した方がいいです。

 

 

ウルルを登ってから撮影したウルルの斜面。結とても急な坂になってることが分かります。ウルルから眺める風景(右)

 

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私たちが下山してからしばらくして、気温が高くなってきたので登山口は閉じられました。

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1時間後、1回目のバスの迎えが来ていたので乗り込みウルル・カタジュタカルチャーセンターへ。

移動中

ウルルのふもとを車で回り、日本語ガイドが聖地や周辺の見所についても解説します。

ウルルを裏から見たらぼこぼこになっていて、ダースべーダーのような顔が見えたり、見る方向と位置に
寄って全然見え方が違うし、裏には女の聖地や男の聖地などもありました。場所によっては写真撮影禁止の部分もありました。

クニヤウォークへ

ガイド付きでムティジュルの泉まで歩く「クニヤ(ムティジュル)ウォーク」に参加(約45分)

 

 

 

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泉の近くにはこのようなハートの形をした穴がウルルにあるのが見られます。インスタ映えするとか。

 

クニヤ(ムティジュル)ウォークからバスに戻ると麦茶とおしぼりをまた用意してくれていました。

これで2日目のツアーは終わりです。

エアーズロックリゾートのホテルに戻り後は自由行動です。
ランチの時間だったのでまた私たちはハンバーガーを食べにあの店へ。

次はチキンバーガーを注文。こっちもおいしかったけど、やっぱりアウトバックバーガーの方がおいしい。

午後

自由行動です。オプショナルツアーを別途追加している人もいましたが私たちは独自でこのリゾート周辺を散策。

無料のシャトルバスも出ていてリゾート内を周遊。

 

「ULURU CAMEL TOURS」という小さな動物園らしきところを見学。

 

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鳥やロバなど他の動物も少しいました。

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とにかく外は暑いので帽子サングラス日焼け止め必須。

 

 

 

 

シャトルバスで移動して「Wintjiri ARTS MUSEUM」に行き、お土産ショップにもいきました。たくさんのアボリジナルグッズが見られます。

 

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「Sails in the Desert」というホテルの周辺はIGAやカフェ、飲食店などいろいろあるのでここらへんで時間をつぶしていました。

ディナーは

「Grcko’s Cafe」でピザとパスタをシェアして食べました。

3日目:4月9日(火)

メルボルンに帰る

出発まで自由行動。ホテル内を散策。

 

ホテルには野外のバーがあります。

 

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そして、ガイドのレミさんが「このアウトバックイオニアホテルには唯一コアラがいます」と。それがこれ。いました!!動かないけど(笑)

 

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チェックアウト10:00am

空港へのシャトルバスの時間と乗り場はフロントで確認。

無料シャトルバスで各自空港へ移動
※ガイドの同行なし。

エアーズロック空港から出発、直行便でメルボルンへ。この時、機内持ち込み荷物の重量は量られませんでした。

エアーズロック12:05 → メルボルン16:05

メルボルンに到着して、友達とベトナムの麺フォーを食べに行き解散でした。

 

有名どころをしっかり押さえて十分にウルルを楽しむことができました。
この広い土地に大きな岩がぽつんとある不思議な光景。
写真では伝えられない迫力と雰囲気を感じてきてください!