大したことではないですが、私がカナダにいて気づいたこと、「実はこうだったんだ！」というちょっとした情報を書いています。
カナダでの滞在はどこにする？
カナダに来てよく聞く滞在先はバンクーバーとトロントがほとんどですが、他にも、モントリオール、バンフ、カルガリー、イエローナイフ、ナイアガラもあります。しかし、トロントとバンクーバー以外だと何もなくてつまらないということをよく耳にします。私が聞いた各都市のことについて少しお話しします。
- モントリオール
モントリオールはカナダの中でもフレンチカナダと言われるところで第一言語がフランス語で街中ほぼフランス語です。英語もつかわれているけど、仕事を探すとなるとフランス語が話せた方が有利みたいです。英語の勉強をしたいなら英語が第一言語の州に行くべきです。その他、ケベックとオタワもフランス語圏です。 - バンフ
バンフに滞在している人は主に観光向けのお土産屋さんやホテルの掃除などで働くことが目的で行く人が多いと思います。夏のバンフはすごくきれいなので夏の間だけ働くというのもありかもしれません。冬になると観光シーズンも終わるので働き先がないということも聞きました。 - イエローナイフ
イエローナイフはオーロラで有名なところ。観光者向けのツアーガイドの仕事で滞在する人も。そこで仕事をしてる人は当たり前のようにオーロラが見れるらしいです。「あ、今日もオーロラでてるわ」といった感じに。でも本当に寒いそうです。人が住むところではないとｗ。でもこのワーホリ中にしかできない貴重な経験ですよね。 - バンクーバー
バンクーバーには2ヵ月いて心地よく過ごせましたが２カ月でもう十分という気持ちになりだんだん飽きてきました。毎週週末は有名どころの山へハイキングやダウンタウン散策、ツアーに参加など遊びに行っていたのでもう行くところは行きつくした感じになりました。しかし、自然が好きで程よく都会で、ゆったり過ごしたい人にはぴったりだと思います。ただ、秋ごろから雨降りだし、天候が安定しないのでレインクーバーと呼ばれるようになります。 - トロント
カナダで1番大きな都市です。大きなオフィス街や様々なレストラン、街全体も大きいの多くのコミュニティーが集まっています。都会が好きでいろんなチャンスに出会いたいと思うならトロントの方がいいと思います。また、トロントはロンドン、ニューヨークに次ぐミュージカルの都市でもあるので、トロントに来た際にはシアターでミュージカル鑑賞もしてみてください。
バンクーバーにはフィリピン人が多いなと感じました。真黒な黒人はあまり見かけませんでしたが、トロントではよく見かけました。バンクーバーを歩いているとそこら中に日本人と韓国人がいる気がします。ダウンタウンが狭いせいもあるかもしれませんが。バンクーバーとトロントともに韓国人は多いです。トロントにはコリアンタウンが2つあります。
人の目を気にしない
カナダは自由で人の目もそこまで気にしなくていいし、仕事漬けではなくちゃんと家族の時間やプライベートの時間も大切にしている点ストレスは少なくてすみますよね。人のことをそこまで気にしていないので日本と比べてファッションへの力の入れ具合は低いと思います。だから、服装に対して神経を使わなくていいので気楽です。（笑）特にバンクーバーは田舎都市なのでみんなリュックにスニーカーで楽な格好です。逆に、おしゃれをしていると浮きます（笑い）。トロントはバンクーバーよりもおしゃれで、たくさんのショッピングモールがあります。
カナディアンの休日
平日は働き、土曜には少し遅くまで寝てブランチ、そして午後からは買い物や掃除をする。日曜日も遅くまで寝てお昼からは自然を楽しみに公園に行ったり、ハイキングに行ったりそして仕事に備えるのです。
動物好きなカナディアン
カナディアンは自然と動物を愛する教育を受けているようです。なので動物愛護団体が厳しいせいか日本のようにペットショップはあまり見かけませんでした。そして、世界40か国を対象に「あなたは動物が好きですか？」という質問に「はい」と答えた人の割合の1位がカナダでした。（出典はここ）
優しいカナディアン
私は仕事の一環として、ある銀行のオフィスの中に入らせてもらってコーヒーやマフィン、トーストなどワゴン販売をしていました。なのでカナディアンの働く様子など見ることができました。いつものように販売をしていると「あなたにも、」とハロウィンのお菓子をある女性の方たちからいただきました。また、12月のこと、さすが欧米なだけあってクリスマスには力が入っています。オフィスの中はクリスマスの飾りでにぎやかになっています。ある階ではクリスマスプレゼントの景品が置かれていて、何かゲームでもして楽しむようでした。12月のある日、声をかけられ何かと思うとクリスマスプレゼントを私にくれたのです。もちろんお店に戻ってみんなでシェアしました。このように、単にワゴン販売しているだけでも優接してくれてそこで働いている人達はとても優しい方たちばかりでした。
カナダのクリスマス
日本ではクリスマスは恋人と過ごす日ですが、こちらでは家族と過ごすのが一般的です。クリスマスには親戚が集まったり、職場仲間、友達とプレゼント交換をするために、この時期はショッピングをたくさんするようです。なのでクリスマス前は財布の紐が固いとか。クリスマスで1000ドル使うとか。（お金もちだけかもしれませんが。）私の働いていたすしレストランではクリスマス前の11月は暇になるし、またサンドイッチショップもかなり暇でした。それはクリスマスのせいなのかどうかはわかりませんが少なからず影響はありそうです。
カナダのクリスマスプレゼント
クリスマスといえばクリスマスプレゼント。日本ではプレゼントを買ったお店で、「プレゼント用でラッピングしてくだい」といえばたいていどこでもきれいに包装してくれますが、カナダにはラッピングサービスというものは一般的ではないようです。なのでクリスマスシーズンになると大きな駅の地下街やショッピングモールでラッピングサービスのブースが現れます。値段はいくらするのか調べられませんでした。
そう思うと日本って簡単なラッピングサービスならだたでしてくれるお店がほとんどなのでうれしいですよね。
クリスマスはお店が早く閉まる。
日本ではクリスマスといえば外に出てディナーやパーティーですが、こちらでは家族と過ごすのでほとんどのお店は営業時間がいつもと異なり早く閉まります。こっちに友達がいなかった私としてはクリスマス何しようかなーどっかカフェにでも行こうと思ってもそのカフェですら早く閉まってしまうので何もできませんでした。あらかじめお店を下調べして何するか予定を立てておくことをおすすめします。
カナダの雪
日本は湿気があるので雪が降って積もっても水っぽくなりますが、トロントは日本よりも乾燥しているせいか雪が薄く積もっただけでもつるつるになって凍っていました。
トロントの楽器演奏者
トロントの街ではよく人通りの多い大きな道や、駅の構内で楽器の演奏をしている人を見かけます。キーボードーを弾いていたり、サックス、ギターで音楽、歌を歌う人などいます。私が気になったのは円形の中がくぼんだ形の打楽器。どうやって音階を作っているのかわかりませんがかわいらしい音を奏でています。私が見る音楽スポットはブロアーヤングの北行の方面で楽器演奏をしています。またEglinton駅や、たまにKing駅の改札近くです。この駅構内で楽器を演奏するのは誰でもできるわけではなくオーディションが行われているようです。ある程度のレベルがないと演奏できませんが、競争率の少ない分野だと受かりやすいそうです。
なぜ日本人タウンがないのか？
Jタウンという日本人タウンががありますが本当に小さいのでタウンというほどでもありません。日本は移民してカナダに住まなくても十分良い国なので大量に移民ということはないのでしょうか？
カナダにも100円ショップがあった！！カナダ版ダイソー「DOLLAMA」
- カナダにもダイソーのような100均一ショップがありました！節約の強い味方ですね！正確にいうと25ドルショップ。ほとんどの物がこの値段ですが、中には1.5ドル、2ドル、3ドル、4ドルするものもあります。ところどころに紛れ込んでるのでしっかり値段を確認してくださいね。クオリティはというと大丈夫ですが、やはり日本のダイソーの方が全体的につくりがしっかりしていて丁寧に出来上がっていますが。ダイソーがすごいなと思ったのは、「これも100円！？」というものが多いのに対して、DOLLARAMAはいいスリッパ見つけた、と思ったら「4ドルか！！」っていうオチ。少しいいものは1.25円ではないです。とはいえ、他のお店で買うよりはいろんなものが安く買えます。
- メープルクッキーやメープルマークのハンカチとかカナダのお土産だって安く買えちゃいます！キッチン用品、化粧品、シャンプー、電気用品、お菓子、食品も充実しています。豆乳やアーモンドミルクも売っていました。通常スーパーだと25ドルでは買えません。
- 確かクレジットカードは使えなかったのでデビットカードか現金で購入してくださいね。（デビットカード使用すると手数料を取られることもあります）
DOLLARAMAはダウンタウンの至るところにあります。駅中にあったり、大通りにあったりとほんとに便利。お菓子も充実してるので小腹がすいたらここへ立ち寄る！ジュースとかスーパーマーケで買うより安いものもあったりするので要チェックです。 - クリスマス、バレンタイン、ハロウィーンなどのイベントごとグッズも売り出すのちょっとしたものはここで購入しちゃえばいいですよね。
カナダで結婚、恋愛、移民
カナダに来て恋人ができて結婚するいろいろと大変だそうです。カナディアンとの恋愛座談会というのを聞いてきたのですが、カナダ人と結婚、移民となったとき、これが本当なのかを証明する提出書類として、出会った頃からの写真やメールのやり取りなど提出しなければならないそうです。移民のために偽装してカップルとなる人がいるので審査は厳しくなっています。
スローでマイペースなカナディアン
カナダは日本と変わらない発展度合いですが、でもやっぱり細かい点では日本の方がサービスなど行き届いています。例えばカナダ人はゆっくりしているので、春に始まった工事が次の春までまだ完成していないとか、エスカレーターがよく故障して動かなくなってもすぐには修理しないのです。使えるようになるのに１週間以上かかっていることもありました。日本ならもうとっくに終わっているだろうと思う事もなかなか終わらないのです。修理にそんなに時間がかるか？？日本なら次の日にはいや、当日中に復帰するはずです。カナダに来て思うことは改めて日本はいい国だな便利だなと。恵まれすぎている環境のせいでありがたさが薄れていると思いますが、いったん外国に出てみるとそのすごさがはっきりとわかりました。
私がカナダにいてちょっと思ったことやちょっとした情報をメモ程度にまとめてみました。カナダで暮らした際に観察してみてくださいね！
