海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

カナダでワーホリ・仕事探し②~私の仕事探しの道のり~

 

目次

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私の仕事探しの道のり(経験談

 

私の譲れない条件

カナダの仕事探しは働きたいお店にレジュメを配って連絡が来て面接して合格したらそこで働くというもの。レジュメはオーナーに渡すのが一番ですがオーナーがいない場合はそのお店のスタッフの誰かに渡してオーナーに渡しておいてもらうのですが、それも信用できず、スタッフが忘れてそのまま放置とかゴミだと思って捨てられるということもよくあるそうです。ここは日本ではありません!たぶん私のレジュメの何枚かは捨てられたでしょう。(涙)

まず、私の譲れない条件は「ジャパニーズレストラン以外のところで絶対に働く」でした。スタッフも日本人が全く働いていないところばかり選んでいました。町を歩き周り、このお店で働きたいな、雰囲気がいいなという所を見つけるとお店に入ってレジュメを渡し、受け取ってもらいました。英語そんなにできないので、さすがに、白人しか働いていないところにレジュメを出すのは緊張しましたが、英語力を伸ばすためだと思い何十件もレジュメを渡しました。たぶん30件くらいはレジュメを配ったと思いますが返事はゼロでした。もう一度レジュメを見直して、ちょっとでもいいかなと思ったお店も配るといったように許容範囲を広げてみました。すると返事が返ってきたのですが、返事が返ってきたお店の特徴は「we are hiring 」と張り紙があるところ。また働いているスタッフのもアジア人という結果でした。やはり英語力も不十分だし、そんなに経験があるわけでもないのでネイティブの英境環境で働くのは難しいのかなと思い始めました。ある普通の洋風レストランに行ったときに思ったんですがそこには白人しか働いていなくて、しかも美男美女。採用する側もそこで判断をしたりしてるんではないかと感じました。働きやすさもあると思いますがオーナーが中国人ならスタッフも中国人。韓国人ならスタッフも韓国人。アジア人はアジアで固まるなと感じました。

張り紙発見!

「we are hiring」と張り紙があるところはすぐに返事が来たので、そこを狙ってレジュメを配っているとその当日に採用決定ということもありました。そこは寿司屋さんでしたがオーナーは中国人なのでスタッフも中国人。日本人も少し働いているということでしたが、一応英語環境ではあったのでトライアルをしました。しかし、雰囲気が私にはあっていないのとやっていても楽しさを全然感じることができず、ここで働くことを選択肢から外しました。また、給料について尋ねると少し曖昧な返事しか返ってこなかったのでここはあまりよくないと思いました。お金についてはあとでトラブルになることが多いので、皆さんもお金については最初にはっきりさせておいてください。

またまた張り紙発見!

次は募集の張り紙をベトナム料理屋さんで見つけました。なんとそこの時給は6ドル。信じられないと思いましたがオーナー言うには、6ドルプラスチップで時給12ドルになるからということでした。その時は何も知らなかったのと、仕事が早くほしかったのでまあいいかと思いトレーニングを始めました。しかしやはりしっくりこなくて1日目のとトレーニングの後よく考えてここをやめました。

私の最後の手段emaple

なかなか見つからないので私の中での最終手段、日本人サイトのemapleで探そうと決めました。emapleで募集しているところも採用されやすと最初から知っていましたが、ここは日本人しか見てないし英語環境の職場は少ないではないだろうということで最初はあまり重要視していませんでした。しかし私はここで一応英語環境の職場を見つけることができたのです。
私が目に止めたのはフードコート内にあるサンドイッチショップです。お店に行きオーナーにレジュメを渡すとと、前の職歴や可能な出勤時間など軽い質問を受けました。「また連絡する」と言われそのまま帰宅しました。そして夕方ごろそのオーナーから「明日から来てくれ」と電話があったのです。ここから私のサンドイッチショップでの仕事が始まるのです。
最初は、ちょっと暗めだしこのフードコートの雰囲気よくないなと正直、思っていましたが、実際働いてみるとそうでもなく、キング駅に直結で交通の便もいいし、大手バンク(銀行員)やこの周辺ビルに勤務の方が主なお客様なのでお客さんの質はかなりよかったのです。他の駅とは違い、そこにいる人たちの服装や雰囲気とてもいいです。サンドイッチ屋さんだからという理由かもしれませんが、お客さんは白人の方が多いし、オーナーは中国人ですがコミュニケーションは英語でなければやり取りができないので英語環境ではありました。ちょっと働いてみて楽しく感じたし、ここならやっていきたいと思えたので私はここで働くことに決めました。
仕事がなかなか見つからず焦った時期もあり、とりあえずなんでもいいと思ったこともありましたが、それでは満足いくカナダのワーホリライフはできなかったと思います。私はしっかり自分の心の声を聴いて、自分が納得いく職場を見つけるまで粘ったかいがあったと思います。皆さんもこれでいいやと妥協でせず、自分が楽しめる仕事を探してください!

知っとくべし!仕事探しの留意点

ここで仕事探しで気を付けてほしいことをお伝えします。

  • レジュメはオーナーに渡すのが確実です。日本のようにきっちりしていない傾向があるのでスタッフも適当なことが多いです。受け取ったレジュメをどこかにおいたままにしたり、ゴミと思って捨てられることもあるそうです。
  • トロントオンタリオ州)の最低時給40ドル、レストランなどのサーバー職は9.90ドル(チップが収入がある場合)ですがそれに満たない時給で雇っているところも中にはあるようなので自分のためにもしっかり時給を満たしているかをチェックしてくだいね!
  • 日本では研修期間も時給が出るというのは当たり前ですが、カナダでは最初の研修期間は無給ということもあります。私が働いていたサンドイッチショップでは最初の4~5日間はトレーニング期間なので無給で働き、合格できたら時給が出るというシステムでした。5日間も無給ってつらいですよね。トレーニング期間は無給の場合もあるのでそれは確認しっかりしておいてください。

私のエピソードをご紹介しましたが、仕事探しでいろいろと苦労している方も多いと思います。日本と違ったシステムなのでなかなか慣れないこともあると思いますが、働く環境についてしっかり確認して、納得いく仕事を探してくださいね!