海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

トロントから行くマチュピチュ旅行記①

 

トロントに住んでいる今だからこそ、近い南米に行かないとと思い、女子2人で南米ペルーのマチュピチュとナスカの地上絵に行く計画をたてました。マチュピチュとは・・・・・。

目次

意外に高額!マチュピチュツアー

トロントから南米は割と近いのでたいていの旅行会社はこの地へのツアーを持っています。[南米だし不便だし不安だからツアー会社に頼んじゃおう!!]と思っているあなたちょっと待ってください!実はマチュピチュのツアーは高いんです。
日本からのマチュピチュのツアーは大体50万円だったのでトロントからツアーで行けばもっと安いよねと思っていました。しかし、いろいろとツアーを探してみると3000ドル~(30万円)。「えっ、結構、高い・・・。」よくよく調べてみるとこれはツアー代だけで空港券別。ペルーに行くまでの空港券が安くても7万円。トータル約4000ドル(40万円)。これって日本から行くのとあまり変わらないじゃん。
ということで、旅費を節約したい私は少し大変だけど自分で手配することに決めました。

ここではそれぞれの目的地への行き方や旅での出来事、こうやったらよかったなどの私が個人的に思った感想など交えて書いていきたいと思います。これを読んだ人がペルーへ旅行の計画を立てる際に節約できて効率よく旅を楽しめるよう情報をシェアしていきたいと思っています。

私たちの日程

2017年 (時差マイナス1時間)

日付

予定

3月7日

トロント発(17:50)~リマ着(1:45)7時間55分~リマ発(3:35)~クスコ着(4:55)1時間20分

3月8日

マチュピチュ村観光

3月9日

マチュピチュ遺跡観光

3月10日

クスコ観光

3月11日

クスコ発(8:39)~リマ着(9:59)1時間20分

3月12日

ナスカの地上絵ツアー

3月14日

リマ発(13:45)~パナマ着(17:26)3時間41分~乗り換えパナマ発(18:24)~トロント着(0:52)5時間25分

1米ドル=110円 1ソル=35円換算(2017年3月現在)

自力で行くマチュピチュへの行き方

マチュピチュの行き方調べてみるものの詳しく書いてあるものがない。ブログとか見ても体験記、感想ばかりで、「だからそこにはどうやって行ったんだよ~」と謎ばかり。

なので私はワーホリに来ている皆さんがスムーズにマチュピチュに行けるように情報をお伝えしたいと思います。マチュピチュ遺跡は観光するのには有名ですが実は行くのが不便です。
ここで私たちの行き方、かかった費用、必要な手配についてご説明していきます。

 

私たちのマチュピチュへの行き方はざっくりいうと

トロント⇒⇒リマ⇒⇒クスコの空港⇒クスコ市内のコレクティーボ乗り場⇒

オリャタイタンボ(ペルーレイル)⇒マチュピチュ村⇒マチュピチュ遺跡

  1. トロント⇒リマ
    飛行機直行便 (所要時間約8時間ほど エアカナダ 約7万4000円)
    マチュピチュに行くにはまずクスコに行かなくてはなりません。しかしトロントからはクスコへの直行便が出ていないのでリマについてからクスコに行く必要があります。(トロントからの経由便もあります。)
  2. リマ⇒クスコ
    ①飛行機を使う(1時間ほど 約1万円くらい。)
    ②バスを使う(20時間ほど)
    バスの方が安いですがこれからの体力温存のためにも飛行機の方がいいと思います。長時間バス、しかもくねくねの悪路という噂。そのことを踏まえて選択してください。
  3. クスコの空港⇒クスコ市内のコレクティーボ乗り場へ
    空港に着いた瞬間たくさんのタクシーが私たちを待ち構えています。外に出ようとすれば「タクシー?タクシー?」と聞いてくるのでそれに乗っちゃえばいいです。運転手さんも観光客になれて入れ鵜ので「コレクティーボ」と伝えるだけでわかってくれます。空港からコレクティーボ乗り場までは15~20分。私たちは早朝に乗ったので渋滞はなく15分もかかりませんでした。

オフィシャルタクシーはコレクティーボ乗り場まで35ソレス(1200円)たぶんそこらの流しのタクシーなら10ソレスくらいだろうと思ったけど、到着直後治安も全然わからなかったので取り合えずお金で安全安心を買いこれで行きました。
コレクティーボ2時間で10ソレス。しかし、たった15分のオフィシャルタクシー35ソレスって・・・。(でも日本産トヨタの車でした。南米でも日本産のものが見れてうれしかったです。)

オリャタイタンボ行きのコレクティーボ乗り場の正式名称は「Pavitos Colectivo A Ollantaytambo」
場所:Pavitos,Cusuco,Peru(Google map で検索すると出てきます。)

 

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  1. クスコ市内のコレクティーボ乗り場からオリャタイタンボ
    観光シーズン中ならクスコから少し行ったところにあるポロイ駅からペルーレイルが発着しているようですが、私たちが行った時期はシーズンオフ。聞きなれないオリャタイタンボという場所まで行かなければなりませんでした。そこまでどうやって行くのか!?これについての確かな情報を入手できず不安でしたが私が確かな情報を提供します!!

オリャタイタンボに行くには乗り合いタクシーというコレクティーボに乗っていくのが一番簡単で安く行けます。このコレクティーボですが、なんと10ソレス(350円)2時間も乗ってこの値段!!激安!ちなみにタクシーでも行けますがクスコとオリャタイタンボ間10ドル(1000円)と言われました。それでも安い!!でもここは現地の金銭感覚で過ごしたいので贅沢はしません(笑)
もっとコストを抑えたいのであれば路線バスの利用がさらに安いですが、ウルバンバという町で乗り換えが必要。またこの土地の人はスペイン語を話すので、スペイン語ができないのであれば少し難しいそうです。観光地以外は英語がほぼ通じません。

コレクティーボ乗り場についたらここぞと私たちを待ち構えていたおっちゃんたちが私たちを誘導します。ミニバンが満席になったら出発。朝早でしたが順調に人が集まり10~15分ほどで出発。朝早かったので交通渋滞もなくスムーズに進み、クスコ市内を6:00出発でオリャタイタンボには7:20につきました。(1時間20分)
こんなに早く着くとは・・・。思ったより超簡単にたどり着けました。

  1. オリャタイタンボからマチュピチュ村へ
    ミニバスから降ろされたのはオリャタイタンボの広場。案内標識も目印もないのでどこに駅があるのかわかりません。駅の方向はわかりにくいですが下記の写真の民芸品屋の横の細めの坂を降りて行って下ってください。10分くらい歩くと少しずつにぎわってきて、ペルーレイルと書かれた紫色の看板が見えます。このペルーレイルですが、事前予約をしておく方が確実なので手配をしておいてください。(当日もできますが混雑している可能性もあるし、シーズンだと予約が取れないかもしれません)
    ここまで来たら、あとは電車に乗ってマチュピチュ村(正式名称はアグアスカリエンテス)に向かうだけです。所要時間は1時間半から2時間くらいです。
  2. マチュピチュ行きバスチケット購入
    オリャタイタンボからペルーレイルに乗ること1時間半くらい。マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)にようやく到着します。電車から降りると最初どっちの方向に行けばいいか迷うと思うのですが、お店がずらっと並んだにぎわっている方面に向かってください。そうすると坂がありますので、そこの坂を少し上るとマチュピチュ行きのバスチケットの販売所があるので翌朝のチケットを先に買っておきました。翌日分は前日の14時以降に販売されるそうです。パスポートの提示を求められるので忘れずに持って行ってください。マチュピチュ行きのバス乗り場はチケット売り場から少し坂を下ったところから出ています。人が並んでいるのですぐにわかります。

これであなたもマチュピチュに行くことができます。いろいろと感想など交えて書いたのでごちゃごちゃしてしまったので私たちのマチュピチュへの行き方のまとめです。

マチュピチュへの行き方まとめ

事前手配

ペルーレイルの予約:
ネットから予約できます。英語かスペイン語表記なので間違えないように気を付けてください。列車のランクがあるので好きな方を選べます。
マチュピチュ遺跡の入場チケットの購入:
入場制限があるのでネットから事前購入しておかないと当日遺跡に行っても入れないこともあります。パスポートの提示も必要です。

 

  1. トロント⇒リマ(飛行機で8時間 約8万円)
  2. リマ⇒クスコの空港⇒飛行機で約1時間 約1万円)
  3. クスコの空港⇒クスコ市内のコレクティーボ乗り場 (タクシーで約15分 35ソレス)
  4. コレクティーボ乗り場⇒オリャタイタンボ(コレクティーボで約1時間半 10ソレス)
  5. オリャタイタンボ(ペルーレイル)⇒マチュピチュ村 (電車で約1時間半~2時間 片道約7000円)
  6. マチュピチュ村⇒マチュピチュ (バスで約30分 24ドル)
  7. マチュピチュについては別の記事「マチュピチュを見てきました」で公開します。

空港やオリャタイタンボ、マチュピチュ村の様子やその他の事前に知っていた方が有意義に旅を過ごせる情報は次の記事で書きますので目を通していただけたらと思います。