海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

マチュピチュに行くなら対策必須!高山病の予防とアドバイス

 

高山病の対策や予防について書いていますが、私はカナダのワーキングホリデー中にマチュピチュへ行ったので、内容がカナダ(トロント)でワーホリをしている人向けになっている部分もあります。

目次

高山病とは

高山病とは、高い所に行くと気圧が低いことから、血液中の酸素濃度がうすくなり、それによっておこる体の不調です。高山病の症状は二日酔いに似ていて、頭痛や倦怠感、ままい、ふらつき、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。この症状は人によってばらつきがあり、体質によって変わってきます。
クスコは標高3200メートルにある街です。富士山と同じくらいの高さ。体質によってはクスコにいるだけで高山病にかかってしまう人もいいるようです。せっかくの旅行なので体調は万全にしたいですよね。

高山病の薬

高山病は薬を飲めば軽減されることもあるので先に手に入れておけば安心です。高山病の予防または治療に効く薬は3種類あり、その名で1番使いやすい薬が「Acatazolamide アセタゾラミド」(商品名:Diamox ダイアモックス)です。
高山病の薬はクスコの薬局でも売っています。私はマチュピチュへ行く途中のオリャタイタンボの薬局で購入できました。クスコにつく前に飲んでおいた方がいいなと思うなら、行く前に用意しておきましょう。
クスコでは処方箋なしに高山病の薬を手に入れることができましたが、この高山病の薬はカナダでは処方箋なしでは手に入れられないので、ペルーに行く前にクリニックなどに行きもらってください。カナダに来る際に海外旅行保険に入っていると思うのでそれを利用するとよいでしょう。値段は確かではありませんがカナダでは1シート15ドルくらい。私はオリャタイタンボの薬局で1シート20ソレス(685円)のものを買いました。現地の方が安いかもしれませんが、もし現地で買う時間がなさそうとかなら用意しといた方が安心です。

 

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トロントではwalk inクリニックなどで処方してもらい、近くの薬局(ショッパーズドラックストアとか)でも取り扱ってますのでそこで購入できます。ちなみに私はBathurst駅近くに住んでいたのでスパダイナとヤングを少し南に行ったところにあるクリニックに行きました。が、私が行ったとき医者が不在で処方箋手を手に入れられませんでした。出発直前だったので諦めましたが現地ですぐに手に入ったのでよかったです。
他にも頭痛を軽減させる薬がありますが、高山病に効くのでなく頭痛だけなのでお間違いないよう。

また保険に関して、私が入っていた保険はAIUはカナダだけに掛けていたので南米は対象外と思っていました。なので、これとは別に南米用の保険をかけてしまいましたが、最近は北米と南米一緒になっているので適応されるようです。保険の会社によるのでちゃんと確認してから旅行にいてください。私のように損しないように。本当にショックでした。

 

高山病の予防と対策

  • ちょっとつらくなって高山病だなと思ったら安静にして休むのが基本。
  • 高地に行くとさらにひどくなるのでそれ以上高い位置には登らないこと。
  • 脱水は症状を悪化させるので水分はしっかり取ること。
  • ゆっくりと呼吸する
  • 食べすぎない
  • キャンディなど糖分を持ち歩く
  • アルコールは控える

高山病を紛らわす個人的なアドバイス

  • 高山病かなと思ったらできるだけ肺に新鮮な空気を送ることが必要です。吸うばかりでなく、吐いて、もう一度吐いてというように肺にある空気を全部出し切ってから吸うとよいと情報を得ました。これを軽い高山病にかかった友達が実践したら、少し楽になったといっていました。
  • また、気持ち悪くなったら、鼻の穴に流れる呼吸の流れにに集中し冷静な心を保つというのも友達に教えたら、ましだったと言っていました。

いずれも軽い症状のときの紛らわせ方なのでひどくなったら薬を飲むなど症状にあった対処をしてください。高山病が重症の場合は高地脳浮腫、高地肺水腫を起こし悪化すると最悪死に至ることもあるので無理をせず十分気を付けてください。