海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

自分を見つめなおす!トロントでヴィパサナー瞑想での修行

私は2017年の2月、トロントヴィッパサナーメディテーションに参加してきました。メディエーションって何?と思われた人もいると思いますが、日本語で言うと「瞑想」のことです。ジムに通ったり、走ったりして身体のトレーニングをする人は多いですが、心のトレーニングをする人は身体のトレーニングをする人に比べて少ないのではないでしょうか?何事も心の持ちようで幸せにもなるし不幸にもなります。私は今回心を鍛えるチャンスが巡ってきたので体験することに決めました。

目次

なぜ私がこれに参加したのか?

これまでに瞑想って聞いたことはあったど自分には難しそうだなと思って聞き流しにしていました。カナダに渡航する前に一度瞑想をしている人と出会ったことがあって、少し興味は持っていてやってみるのも良さそうだなーとは思っていました。そしてカナダに渡航後、たまたま友達になったカナディアンが「瞑想はやった方がいいよ。自分はすごく変わったから」と勧めてくれたので私は日本に帰国したらやろうかなと思っていました。そして、数カ月後、マッサージにいた時に担当してくれたお姉さんからも瞑想の話を聞きました。この時、瞑想の話を聞いたのが3回目。そのお姉さんが「3回も聞くなんてやるべきなんじゃない(笑)」の言葉で私もやってみようかなと思い応募したわけです。しかしこの瞑想はとても人気で私が申し込んだ時はキャンセル待ちでした。キャンセルが出なかったら諦めるしかありませんでしたが、実施日の一週間前くらいに、キャンセルがでたので参加できることになったのです。そして、私は自分を見つめなおすべく、悟りの道の第一歩を踏み出せることになったのです。
日本でも京都と千葉でこのコースに参加できるのですが、せっかくワーホリカナダに来たのだから海外で体験しておきたいし、また、10日間という長い期間はこのワーホリで時間があるときにしかできないので決意を決めました。

ヴィパッサナー瞑想とは?

瞑想にもいろんなやり方があるのですが、私はゴータマシッダールタが考えだした「ヴィパッサナー瞑想」のコースに参加しました。詳しくはここをから見ていただければよいのですが、簡単に言うと、「物事をありのままに見る」ことによって、嫌なことがあっても心を見つめることができ、その原因を理解することができる。それは呼吸と感覚の観察によって間接的に心の汚濁を観察することができるのです。これを習得することにより、イライラした時、不快に思った時でも常に平静で穏やかな気持ちでいられ、幸福で安らかであり続けることができるようになります。
これに初めて参加する人は必ず10日間のコースを受けなければなりません。(その後は1日コースなども参加できます)この技を取得するのに2~3日ではできません。しっかり習得するためには10日間最低必要なので日程は計画的に確保してください。

厳しいコースのルールとは?

このコースを受けるにあたって必ず守らなければならないルールがあります。

  1. 生き物を殺さない(夏でも蚊を潰してはいけません!)
  2. 盗みを働かない
  3. 一切の性行為を行わない
  4. 嘘をつかない
  5. 酒・麻薬の類を取らない

といった規律があります。他にも、コース中の10日間は他の宗教行事を行ってはいけない、他の人と喋ってはいけない、他人に触れてはいけない、目を合わせてはいけない、ジェスチャーや手話、メモ書きなどのコミュニケーションは一切してはいけないなど。(指導者とは許されている)他の人と話すことで周りの影響を受けて、心が乱されます。自分が人と違っていたりすると不安などが出てきて修行の妨げになります。

このルールを破ったからといって誰かに何か言われるということはありませんのですべて自分次第です。しかしこの修行の効果を最大限に出したいと思うなら守るべきです。また、コース中は外部の人との接触は一切禁止されているのでスマホやお財布などは預けます。

どうやって瞑想センターに行くのか?

 

⇧瞑想センター敷地

瞑想する場所はトロントの山奥なのでなかなか行きづらい所です。なので私は「ライドシェア」を利用しました。「ライドシェア」とは、同じコースに参加する人で自分の近くに住んでいる人に一緒に車に乗せてもらうことなのですが、このライドシェアの申し込みは、瞑想の参加決定者に送られてくるメールに詳しく書かれています。「ライドシェア希望」にチェックすれば、リストを見ることができるので、今回ライドシェアをやってくれる人で自分と同じエリア、または近いエリアに住んでいる人を探し、その人に直接連絡を取って、「何時にどこで会う」かをお互いに決めて車に相乗りさせてもらえばいいのです。しかし誰も見つからない場合はバスなどを駆使していくしかありません。もちろん連絡する言語は英語なので電話する時は緊張しました。

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瞑想の1日のスケジュール 

時間

内容

4:00~4:30

起床

4:30~6:30

個人瞑想

6:30~8:00

朝食と休憩

8:00~9:00

グループ瞑想

9:00~11:00

個人瞑想

11:00~13:00

昼食と休憩

13:00~14:30

個人瞑想

14:30~15:30

グループ瞑想

15:30~17:00

個人瞑想

17:00~18:00

ティータイムと休憩

18:00~19:00

グループ瞑想

19:00~20:30

講和

20:30~21:00

グループ瞑想

21:00~21:30

就寝

 

これを毎日、1日12時間以上します。休憩時間は施設内のお散歩コースで歩いてもいいのでよく歩いていました。ずっと座りっぱなしなので運動が必要です。運が良ければ森の動物を見ることもできるようです。

持ち物アドバイス

  • 目覚まし時計を持っていくならデジタル式が絶対にいいです。アナログ式だと瞑想中や寝るときにカチカチと音が鳴るので集中できないのと、同じ部屋の子にも迷惑がかかります。
  • 持ち物に懐中電灯と書いてありましたが使うことがありませんでした。
  • 洗濯はできないのでしっかり10日分の着替えを持っていってください。洗えても手洗いです。
  • ドライヤーは3つほどバスルームに置いてありました。

どういう参加者がいるの?

私の受けたコースでは女性50名ほど、男性20名ほどがいました。また年齢は私の見たところ20代後半~60代がいましたが、20代後半か40代が多いように感じました。ここに来る人の共通点は今の自分を見つめたい人、何かを変えたいと思っている人なので、向上心が強くて前向きな人が多いなと思います。同じ部屋だった子も「いろいろと区切りを付けたくて来た」と言っていました。こういった人の中で過ごすわけですから、よい周波数は出ているのではないかと思います。このコースに参加するためには10日以上は仕事を休まなければならないので半端な気持ちでは来ていないと思います。(欧米はバケーションや休みを取りやすいですが)また、インドからわざわざ来ている人、アメリカから来ている人など当方からの参加者もいました。

施設について

 

 

  • 自分の部屋がある建物、瞑想ホール、食堂、を行き来することになります。男女のエリアは分かれています。瞑想ホールでは同じ空間にいるのですが、入り口が違っていて、完全に分けられています。
  • 女子の宿泊施設はA~Cの3つ、男子は2つの宿泊施設があり、それぞれ少し離れた場所にあります。部屋は2人共同で仕切りにカーテンがあるだけです。ベッドとキャビネット、電気スタンド、洋服かけなど必要最低限ものしか置いていません。清潔感もあり不自由することはありませんでした。照明のスイッチが入り口とベッドのところにあり、寝るときはベッドの上で照明が消せて便利です。よく考えられたつくりになっているなと感心しました。

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  • シャワールームは3つあり、使いたい時間帯に自分の名前をホワイトボードに記入して使用します。お風呂の時間帯は11時の休憩の時だとたくさん時間があるのでおススメです。シャワールームも清潔感があり、カーテンで作られた脱衣所がそれぞれにあり使いやすかったです。ちゃんとバリアフリーも施されていて、座るところを引き出せるようになっていました。トイレにも車椅子用のものがありバリアフリーはしっかりなされています。
  • トロントの北にあるので寒いだろうなと思っていたらそんなことは全然なく、トイレもシャワールームも部屋も廊下も暖房設備がしっかりしていて寒くて辛いと思うことはほどんどありませんでした。
  • 外にはウォーキングパスがあって休憩時間にはそこをあるいて気分転換できます。ある晴れた日、青空で木々の中を歩くのがすごくきれいで気持ちよかったです。中にはビーバーをみたとかフクロウをみたとも言っている人がいて自然たっぷりの中です。また山奥なので星空もきれいでした!私が参加したのは2月だったので雪景色でしたが、夏もきれいなんだろうなと思いました。

 

 

充実したベジタリアン

朝食や昼食の時間になると食堂に行きます。食事はセルフサービスになっていて、自分が食べられる分だけお皿に取ります。たくさん用意してありますが、後の人のことも考えて取らないと最後になくなってしまいます。実際に、最後の方になるとなくなっているおかずなどもありました。食事の内容はベジタリアン食で、牛乳やチーズはありましたが一切肉を使っていませんでした。ドネーションで成り立っていることもあり、質素なご飯だろうと想像していましたが、十分な量でどれもすごくおいしかったのでレシピが欲しいと思うくらいおいしいものでした。

  • 朝食は基本的にオートミール、甘いプルーンの煮たもの、シリアル(グラノーラ系とブラウンファイバー)ホールウィートの食パン、バナナ、リンゴ、オレンジ。たまにパイナップルもありました。ここでもトッピングがサンフラワーシード、レーズン、ニュートリション何とかというたぶん大豆からできたプロテイン補給のチップス、flaxシード、ヨーグルト、パンにはピーナッツバターやイチゴジャムでしたが、ピーナッツバターは「ピーナッツそそのまますりつぶしました!」というような本格的なものが使われていました。あと何かわかりませんがごぼうの風味がしたドレッシングのようなものがありました。
  • ランチは基本的にはクミンシードやカルダモンのようなスパイスが効いたインド系のスープ、白米か玄米が選べて、主菜にはポテトやブロッコリーのロースト、野菜の和え物系などで、毎回グリーンサラダがありました。サラダはレタスをベースにトッピングするのですがそのトッピングがたくさん。サンフラワーシード、レーズン、ニュートリション何とかというプロテイン補給のチップス、flaxシードという粉、チーズ、キャロット、ビーツの千切り、チークピースとスプラウとの豆みたいなやつなどありました。ドレッシングはクリーミーなサンフラワーシードドレッシング、イタリアンドレッシング、オリーブオイル、バルサミコ酢などから選べました。特に私はサンフラワーシードドレッシングハマってしまいました。列に並んで自分でよそぐ形式なのでたくさん食べたい人はもりもり入れていました。しかし、量が限られているので他の人のことも考えなくちゃいけません。遅く来た人は人気の料理が空になっていたので食べられないという光景もみました。たまにブラウニーやココナッツケーキ、チョコレートなどもあったりと楽しみもありました。
  • ティータイム
    ティーの種類も豊富でカモミール、ペッパーミント、普通の紅茶(ブラックティー)グリーンティがあり、トッピングにアーモンドミルク、豆乳、ミルク、はちみつもありました。インスタントですがコーヒーもありました。中にはリンゴにはちみつとシナモンパウダーをかけ、レンジでチンとかバナナとヨーグルトにはちみつかけなどとかして少ない食事の中で工夫している人もいて食を最大限に楽しんでいました。

ドネーションなのに食事に関しては結構豪華だと思いました。

ヴィッパサナー瞑想スタート

0日目(初日)

到着したら受付に行き部屋を確認し、登録をするため書類を書いて、軽い夕食を摂ってからオリエンテーションです。日本人は私だけ。もちろん説明はすべて英語、不十分な英語力なのでなんとなくの理解。この後は会話一切禁止なのでわからないことはマネージャーに聞くしかありません。不幸にも私はこの日、ひどい腹痛に襲われ、イントロダクションがありましたが、集中どころではありませんでした。説明はヘッドホンを使い日本語訳を聞けましたが、いつスタートしたらわからずで結局英語でしか聞かず、理解はうつろでした。初日のイントロダクションなのでビパッサナーとはみたいな基本的なことと言っていたのでウエブサイトに書いていることと言っていましたが・・・。これでよかったのか心配でした。

瞑想1日目~4日目

この瞑想の指導はゴエンカ氏の録音された声がスピかーから流れて来ます。言語は英語なので私はヘッドホンを付けて日本語訳の説明を聞いていました。(いろんな国の言語に対応しているのでどこででもコースに参加できます。)まずは指導者のゴエンカ氏の声がスピーカーから流れ英語での説明があり、少し遅れて日本語で女の人が翻訳してくれます。(この女の方の喋り方がなんとも雰囲気あるものです)なので他の生徒は英語だけで聞いていますが私は翻訳を聞いているので終わるのに時間がかかります。ゴエンカ氏の英語はインドなまり?で独特の喋り方でしたがそれもまた可愛いかったです(笑)。

初日から瞑想の仕方を教えてくれるわけではなく、とにかく呼吸に集中します。具体的には、「上唇を底辺とした小さな三角形だけに意識を集中させなさい」、「鼻の穴を通る空気の流れを観察しなさい」、「明晰な意識で呼吸を感じなさい」と指示が出されるのでこの通りにやっていくのですが、これがとても難しい。目を閉じるといろんなことが頭を駆け巡り、呼吸に集中していないことに気づきます。「日本帰ったら○○したいなー」とか、急に過去のどうでもいい出来事を思い出したりしてしまうのです。それでも意識は呼吸に集中しなければならないのでその時は、なるべく早く呼吸を観察することに意識を戻すように心がけます。しかし、眠気にも襲われることがあるし、夢の中で瞑想してる時もあって現実と夢の境がわからなくなることもありました。どうにかしようと数字を数えて呼吸したこともありましたが、数字を数えている時点でもう「無ではない」のです。無になろうとすれば眠くなるし、集中しようとしたら頭に言葉が浮かんだり、数えたりして無にはなれない。これはもう自分との闘いです。どっちつかずの状態で混乱です。このストレスは半端ではありませんが、続けるしかないのです。

夜には講話の時間があります。講話はスクリーンにゴエンカ氏が映し出され、考え方や心の持ち方などを話してくれるのですが、私はそのスクリーンを見ながらヘッドフォンの翻訳を聞いています。たまにゴエンカ氏が面白いことを言うのでみんなは笑っているのですが、私は日本語訳なのでそのギャグがなかったり、また、時差があるのでちょっと疎外感を感じました。その講話の中でゴエンカ氏はとても鋭いことを突いてくるのです。例えば「こんなことして意味はあるのかなどは思っていませんか?」「夜ご飯が食べられないのでお昼に夜の分まで食べようとお腹いっぱいに食べていませんか?」など。「えー!!なんで私の心を知ってるの??」とびっくりしましたがみんなが思うことは同じなんだとちょっとほっとしました。

4日間ずっと呼吸の練習をしていましたが、自分が本当にあっているのかとても疑問になることもたびたびありました。こんだけ山にこもって練習しているのに間違った方法でやり続けてたら超無駄です。

講師に個別の質問タイムがあるけど、英語だしうまく伝えられないこともあってあまり解決されないこともありました。とりあえずできていると信じて進んでいました。

 

瞑想5日目~11日目

5日目から今までのとは瞑想法が変わるということでした。これまでやっていたのは「アーナーパーナー」という瞑想法で、これからが「ヴィッパサナー瞑想」になるといっていました。

ここからは「痛くても、痒くても、どんな感覚があっても身体を動かしてはいけない」と指示されたのです。今までは頭が痒いとか足が痛いとか思ったらかいたり、足を崩したりしていましたがそれができないのです。

そして、「鼻の下にある意識を頭のてっぺんに移動させなさい、そしてそこを流れ感覚を感じなさい」との指示もでたのです。「そう来たかー!」と思いながらも、とりあえずやってみました。しかしこれであっているかどうかもわからずひたすらやり続けていました。最初の方はなんの感覚も感じることができませんでしたが、しだいに体にピリピリと微弱な電気が流れるように感じてきました。それから、感覚に集中すると皮膚に触れている洋服があったているのもわかるようになってきました。「こんな感覚を感じることができるんだ!」と驚きました。

頭の上から下に感覚を感じていくのですが、初めは感覚があちこち、まばらに感じていましたが、最後の方には均一の感覚を得ることができました。といっても感覚を得ることが目標ではなくしっかり感覚を観察できているかが重要なのでここを間違えては本質を理解できていないので気を付けなければならないところです。

この感覚はあくまで私の感覚なので人によって感じ方は違うと思います。

この5日目を過ぎたころからくすくすと涙をすする音が聞こえてきたリ、中には部屋を出ていく人もいたり、瞑想をしながらいろいろと思うことがあって泣くに至ったのか?確実に変化が起きているのだなということを感じましたが、当の私は感覚をうまくつかめないとか本当に変わるのか?みたいな疑問や何か邪念があったので泣くというようなことまではいきませんでした。

最終日

この日の午前中は「人に対して慈悲や優しさの心を育む瞑想」でした。この日には日常に戻らなけれあいけないのでおしゃべりが解禁され日常に戻るリハビリの日になります。

使用した施設の掃除をして帰る準備をします。もうこの日は喋っていいいのでみんなはこの瞑想中で思ったことを話したくてしょうがないので、話が盛り上がります。また、このメンバーで10日間やっていたということもあって絆というのも生まれていました。この勢いで女性側では今回参加した人で「また集まりたいね」という話になりメーリングリストを作って繋がりました。

コース終了した後、みんなはすごく晴れ晴れしていて達成感を感じているようでした。私は英語がそこまでできないので会話にちゃんと入ることができないこともありましたが、みんな瞑想を受けているのであまり話せない私に対してもとても優しかったです。

ヴィッパサナー瞑想を終えて

瞑想を受けたら自分は確実に変化できると期待をもっていましたが大きな変化はありませんでした。そもそもこの考え事態も「欲望」なので私は「無」にはなれていなかったです。それが心の浄化を妨げていたのでしょう。しかし、このような経験をできたのは本当によかったと思います。山に10日間も籠るなんて普通はできないです。

この瞑想をする前は感覚というものに対して意識したことはなかったですが、感覚というものをしっかりと感じるということで日頃の意識が変わるなと思いました。例えば「寒い」という感覚ですが、私は寒さが嫌いなので寒いと感じたら嫌悪感を感じていましたが、その寒さも「寒い」とい現実で単なる感覚なんだと考えることで寒さに対しての苦悩は軽減されます。要するに、ありのままの現実を受け入れることで反発感はなくなり心の平静さを保てるようになったのです。

この瞑想を受けたらいろいろなことが許せるようになったとか、落ち着いた考えを出来るようになったとか大きな効果がある人もあるようです。だた、その日人は3回くらい受けているので回数を繰り返すごとにより理解が深まるとも言っていました。

私は時間があれば今度は日本で受けてみたいなと思います。大きな変化はありませんでしたが、人に対して優しい気持ち接するということに関して自然とできるようになったかな思います。瞑想はコースを受けたからといって劇的な変化をするのではなく、毎日習慣づけることが大切だそうです。そうすることで心を常に平和に保つことができるようです。

私はこの1度の瞑想で劇的な変化はありませんでしたが、自分の考え方を改めるいい機会になりました。

以上私がトロントの山奥で体験してきたヴィッパサナー瞑想の体験談でした。上手くまとめることはできていませんが、お読みいただきありがとうございました。