ホームステイってどんな感じ？
もしホームステイが初めてなら、不安もたくさんあると思います。私も最初はとても心配でした。「初めて会う人と暮らすなんて大丈夫なのか？」「うまくやっていけるかな？」など。たった2カ月間のホームステイでしたが、いろんな出来事があったので私のエピソードをご紹介していきます。
目次
ホストファミリー
ホストマザーはこんな人！
ホストファミリーとの対面した初日、やはり来たばかりで英語もうまく使えない、家族と過ごすことはできるのか？そしてどんな家族だろう、うまくやっていけるかな？？と不安に思いながら待っていて、車から出てきたのはとても明るく、テンションの高いホストマザー！すっごく安心しました！3月までフィリピンに行っていたようで、その手土産をいっぱいエージェントの方に渡して、勢いよく話していました（笑）
ホストマザーの好きな色は黄色でヒマワリが大好き。見てるこっちも元気になれて太陽のように明るくて優しい人です。私の英語があんまりでも車の中でも通りや街の説明してくれたりフレンドリーな方です。
ホストファザーはこんな人！
実はホストファザー、数年前にカナダにきたばかり。一応英語は話せるけどなまりがあったのと、そこまで慣れてない感じでした。趣味で棚やベッド、小屋を作るみたいですが、かなり本格的！趣味レベルを超えていました。私が部屋で使っているベッドもファザーが作ったものでした。ホストファザーは料理もすっごく上手で、ついたくさん食べたくなるものばかり作ってくれていました。基本はホストマザーが家事をやりますが、いない時はお皿を洗ったり掃除してりと協力的！フェイスブックと写真が好きでよく家族の写真を見せてくれて私に家族を紹介してくれました！楽天的で明るくて楽しい方です。
2人とも仲良しで素敵な夫婦関係です。
突然の事態！！フィリピンに戻る！
ある日、私が学校から帰るとファミリーがすごく深刻な顔をしていつもとかなり違った様子でした。どうしたのかと聞くと、ファザーの弟さんが仕事をしている際に突然亡くなったと告げられました。そのため、家族は早急にフィリピンに行かなければなりませんでした。家族がフィリピンにいる間私の世話は親戚のおばさんにがやってくれると言われ家族は次の日のお昼、フィリピンへ出発しました。
突然の出来事で私も不安でしたが、親戚のおばさんもすごく気にかけてれくれて、とてもよく接してくれました。自分の家からここまで来るのに１時間くらいかかり、さらに自分の家のホームステイしている子たちも世話をしなければいけないという多忙の中、手作りのお弁当をや夕飯ををもってきてくれました。２週間くらいその生活が続きましたが特に大きな問題なく暮らせたのもホストファミリーがきちんと私のことを考えてくれて対応してくれたからだと思います。
まさかホームステイを初めてたった2週間のうちにホストファミリーが不在になることがあるなんて、と驚きましたがいつ何があるかわからないんだなと実感しました。
本当に心優しい家族
ある日、ホストマザーが学校どう？と聞いてきました。その日、というかその頃、英語が全然喋れなくて、いいたいことも伝えられず、落ち込んでいました。なので、「どう？」と聞かれて、正直に「全然英語が話せないから落ち込んでいるんだ」と言葉に出して行ったら悲しくなって、心が弱くなっていたせいか泣いてしまいました。するとホストマザーがバグして慰めてくれました。
「最初はできないからあたりまえだよ。」「○○はできている方だよと」「自信をもって」「気楽にいけばいいよ」「心配しなくても大丈夫だよ」ファザーもマザーもポジティブな言葉やアドバイスをたくさんくれて、元気づけてくれました。たった数週間なのに、こんなに真剣にそして親身になって接してくれることに驚きましたが、とても嬉しかったです。本当に心優しい家族で、私はここの家族と一緒に暮らせてとてもラッキーでした。
ホームステイのメリット
ホームステイをしていてよかったなぁと思うことは
- 学校に通っている間だけホームステイしてましたが、ご飯をつくったり、掃除したと家事を一切しなくてよかったので勉強に専念できたこと。
- 家族は長年住んでいるので、ELSの友達が知らないバンクーバーの情報などが聞けたこと。
- 異文化の生活スタイルを経験できたこと。
- 落ち込んでいたら家族が優しく勇気づけてもらえたこと。
- 家でも学校でも英語を喋る機会があったこと。
- いろんな場所に連れてってもらえたこと。（家族によりますが）
ホームステイのデメリット
デメリットというほどでもないですが、ちょっと大変だったなと思うことは、
- 1カ月の費用がけっこうに高かったこと。
- 家族に何かしら気を遣うこと。
- ホームステイしているのはこの家で私一人しかいなかったので家族で食事する時、英語でうまく表現できないため話題に困ったり、沈黙が少し苦痛だったことも・・・。
- 夜帰る時間などいつも時間を気にしなければならなかったこと。
- ご飯がいるかいらないか必ず連絡しないといけないので少し面倒だと思うことも・・・。友達との予定はその場で決まることも多いので連絡が遅くなってしまうことも。
- 料理などは家族と合わせるので、体重増加が気になりました。自分の中で、せっかく出してくれたものは全部食べないとと思ったり、言いにくいこともあったり。
個人的な感想ですが、多かれ少なかれ同じ思いを持っている人も多いはず。実際暮らして見ないとわからないこともありますが、これを読んたあなたは心構えができましたね！
