海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

軽く見てはいけない白山登山1泊2日ド素人の体験談②

白山を登ろう!!

 

2023年7月31日(月)~8月1日(火)に白山登山に行ってきました。

 

JR松任駅では白山登山のシャトルバスが出ています。詳しくはこちらから。

map.ishikawa.jp

 

私は友達が車を出してくれたので乗せてもらいました。

松任駅に集合し、市ノ瀬まで向かいます。

登山シーズンは市之瀬 で車を駐車し、白山登山の登山口である別当出合という所までシャトルバスを利用していきます。バスは20分に1本出ているそうです。

下山してから別当出合→市ノ瀬の最終便は17時なので帰りは乗り遅れないように下山してください。

チケットは市ノ瀬ビジターセンターの外に販売しているテントがありました。

大人片道800円。往復買っても1600円ですが、まとめて買うと楽です。

 

 

白山の登山口別当出合に到着です。

別当出合

 

ここでトイレを済ませたり、靴の状態をしっかり整えたり。

自動販売機にはたくさん飲み物が売っていましたので、水分を忘れた方はここで調達してください。

 

 

いよいよ標高2702mの白山登山に出発です。

 

 

別当出合いからは砂防新道、観光新道のコースがありますが、私たちの行きは砂防新道から室堂を目指します。

(帰りは観光新道から下山したのですが、行きに観光新道を選ばなくてよかったと思いました。観光新道はかなりの傾斜があったり、ロッククライミングかというような岩場があったり、本当に大変でした。)

 

 

スタートは9:45頃

 

 

まずは吊り橋を渡ります。

 

別当出合吊り橋



早速、汗をかくような登り道がやってきます。石ころや岩もごろごろしていて歩きにくいし、狭い道もたくさんです。足首や体のストレッチをしておいてください。

砂防新道①

 

砂防新道②

10:20分ごろ

 

飯場という休憩場に到着。水道とトイレがあります。ここまでで結構な汗をかきました。

飯場

 

 

そして次は甚之助避難小屋を目指し登り続けます。

 

途中写真なども撮りたかったのですが、それどころではありませでした。

段差が大きい岩場、急な傾斜に心臓が破裂しそうなくらい心拍数があがり、汗もダラダラでした。

 

11:50

ようやく甚之助避難小屋に到着。ここまで本当にしんどかったです!!

 

 

甚之助避難小屋①

 

お昼ご飯用をここで食べました。

飲料用の水道水もあり、ここで水を補充。トイレも水洗できれいでした。

 

癒しの休憩も束の間、次は黒ボコ岩を目標に進んでいきます。

 

甚之助避難小屋を過ぎたあたりから、涼しさを感じるようになりました。

けれども、ハードな道のりなのですぐ汗をかき暑くなります。

 

途中に「白山霊山延命水」がありました。

しかし、その延命水は一滴も流れていませんでした。笑

待てばかろうじて一滴。

 

13:30頃

黒ボコ岩に到着。

黒ボコ岩

 

ここで少しひと休み。ここまで来たら結構涼しく、かいた汗で冷んやりするくらいでした。霧もかかっていたり、だいぶ高いところまで登ってきたんだなと実感します。

 

黒ボコ岩から少し進むと、歩きやすい道が。

この整った道がなんともありがたいことでしょう。そして室堂ビジターセンターがかすかに見えて、希望が湧いてきました。

 

黒ボコ岩から進んだ先

 

 

しかし、室堂ビジターセンターへのラストスパートの道はものすごく険しい。道も狭く、近いようでまだまだ到着しない。体力も必要ですが、精神力も必要です。

 

白山ビジターセンターまでのラストスパート



14時半ごろ

 

ついに到着!!

白山ビジターセンター

 

ここまで来るのに、何度くじけそうになったことか。一人で登っていたら登頂できていなかったかもしれません。

この登り切った達成感は感激です。自分で自分を褒めてあげたいです!!

よく頑張った!!

 

室堂ビジターセンターとても涼しく、上着がないと寒いくらいでした。今が真夏だなんて信じられませんが、一生懸命登った後なのでこの涼しさがとても気持ちよいです。

 

白山ビジターセンター白山②

 

 

室堂ビジターセンターに着いてから、まずは宿泊の受付です。支払いを済ませ、宿の説明を受けて自分たちの小屋へ。

小屋は「白山荘」「くろゆり荘」「こざくら荘」「御前荘」があり、私たちは「御前荘」になりました。

 

御前荘

 

 

部屋は二段ベッドです。二階になったので移動が不便でした。

二段ベッド

 

二段ベッドの中には二組の布団が用意されていましたが、隣に誰も来ることがなく過ごせました。混み合っている日は二人なのかもしれません。

二段ベッドの布団

 

 

また、小屋には乾燥室もあり、汗だくの服を乾燥させられるようになっていて驚きました。とてもありがたいですね。

 

 

夕食は17:20からなので、それまでお茶をしたりお菓子をつまんだりしてゆったり過ごしました。もちろん生ビールも売っています。1杯800円。

 

白山山頂の生ビール



ビジターセンターには飲み物やちょっとしたお菓子、お土産なども売っています。郵便局もあり、山頂から手紙を送ることもできるようですね。

 

飲み物

 

 

スマホの充電も1回30分100円で出来ました。

 

充電

 

 

夕食はこちらです。

 

夕食

 

 

鶏肉とハンバーグを選べました。私は鶏肉の定食をチョイス。2000m以上もある山頂に食料や物資を運んで、充実させてくださっているのはすごいことだと思いました。

 

 

夕食後は明日の準備をして寝ました。ロビーに少し本はあったので暇つぶしは出来そうですが。

消灯が20:30と早いです。

寝巻はヒートテックユニクロのフリース、ジャージのズボンと冷えないように準備しました。

 

 

目覚ましを午前3時にセットして、おやすみなさい。