海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

能登を楽しむ能登旅行記①

 

能登を楽しむ能登旅行記

筆者は石川県の出身ですが、地元のことをよく知りません!ここ最近、もっと石川県のことを知らなくちゃなと思い、この2018年の4月、ついに念願の能登旅行を決行したわけです。

ザ・大道プランですが、能登のことが気になっている皆様の参考になればと思っています。また、石川県についてのちょこっと情報や豆知識なども織り込みながら綴っていきますので、少しでも石川県に興味を持っていただたら嬉しく思います。

まずは私たちの1泊2日のプランをご紹介します。(時間はだいたいです。)

2018年4月29日(日)

時間

内容

9:00

金沢出発

11:00

能登島ガラス美術館見学

13:40頃

能登食祭市場に到着

16:30

 和倉温泉街に到着

 17:00

 街周辺を散策 

 19:00 

 館内散策

 20:00

 夕食バイキング

 21:00

 温泉に入る

 23:00

 卓球

23:30 

就寝

2018年4月30日(月)

時間

内容

6:20

朝風呂

7:00

朝食バイキング

8:50

和倉温泉出発

10:00

輪島朝市到着

11:40

キリコ会館

12:40

白米千枚田

14:30

泣き砂の浜(琴が浜)

15:30

富来海町街道、世界一長いベンチ

 

今回の能登旅行は高校から長い付き合いの友達とAちゃんと一緒に行きました。ペーパードライバーの私は友達の車に乗せてもらって悠々自適に座るツラでした(笑)。

ご存知だと思いますが、能登旅行の観光スポットの移動距離が長いので絶対車で行った方がいいです!県外から来た方はレンタカー借りてください!

超絶品!!能登ミルクソフト

金沢から車で走ること1時間とちょっと、能登島にある能登島ガラス美術館に到着です。その周辺にはのとじま交流市場という道の駅があり、地元の名産品など買うことができます。

 

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私たちの目にまず入ったのは、能登ミルクソフトクリームです!!
能登に来たからには食べるべきでしょ!!」と即買い。この他にも白桃、ストロベリー、ブルーベリーのフルーツソフトクリーム、コーヒーソフトクリームもありました。友達は白桃ソフトを注文。爽やかな桃味に果肉も入っていたのがよかったです。私が食べた能登ミルクソフト(350円)は、なんといっても牛乳の香りが豊かで、味が濃い!かといって、クリームが重たくないのでスッキリ食べられます。いろいろなソフトクリームを食べてきましたが。久しぶりの感動するソフトクリームでした。ここに来た際には絶対食べてほしい一品です。

 

 

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 海辺の宇宙船、能登島ガラス美術館

 

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食べ終わたら、ガラス館の見学です。入館料は大人800円、中学生以下は無料です。なんといってもガラス館の外観。海辺の宇宙船ともいえるような未来的なのが特徴。館内も現代的でスタイリッシュでした。
「なぜ、能登島にガラス館なのか?」と疑問に思ったので調べたところ、
石川県では伝統産業が多くあり、輪島塗で知られている漆、金箔、加賀友禅九谷焼きなどが有名です。そこでガラスという新しい素材を入れることで伝統産業も新しい素材も引き立つのではないかという発想のもと、石川県になかった素材のガラスを導入したのだそうです。また、ガラスで有名なヴェネチアは島で、島という共通点からここ能登島からガラス文化を発信しているそうです。(参考:notostyle.jpのサイトより)

この美術館には世界各国の現代ガラス作品が展示されていること、ピカソなどの作品とガラス作家がコラボレーションした作品などがあることに驚きました。また、画家とばかり思っていた「ダリ」がガラスの作品を残していたこともびっくりしました。その作品の横には簡単な説明書きがあり、読んでから見ると作品から読み取れるメッセージを感じることができます。面倒と思わず説明書きもしっかり読んで理解しながらみると面白さ倍増なので見ることをお勧めします。
様々なガラス作品の展示があるのですが、「これもガラス!?」というように、変わった形や模様、質感がガラスで作られています。すごいな技術とアイディアだなと感心するものが多くありました。館内の作品は撮影禁止なので言葉でしか言えませんが、百聞は一見にしかず!感性を高められると思うので一度訪れてみてください!海と緑に囲まれた自然の中で現代建築と幻想的なガラスの世界の両方を楽しむことができますよ!
ちなみに、蜷川実花さんの作品も展示されていたし、作品の年代が2000年代のものもあったりするので、本当に現代的美術館だなと個人的な感想です。
外にもガラスでできたオブジェなどの作品がたくさんあるので近くで見て楽しむこともできます。唐辛子のは有名みたいです。他にも透明の板や、カラフルなものなど面白い作品がいっぱいです。

    

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道の駅のとじま交流市場の裏側には「能登島ガラス工房」自分オリジナルのガラスの作品を作ることができるガラス体験もできますので旅の思い出に1ついかがでしょうか?

 

 

能登食祭市場でランチ

  

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この後は能登食祭市場に向かってランチタイムです。

GWということもあり、すごく混んでいました。(といっても、京都、大阪の混んでるに比べれば全然ましですが!)

 

1階には好きな海産物を一品一品買っておつまみ的に食べることもできるフードコートのようなスペースがあります。その場で焼きたてのイカを食べることができるお店はめっちゃおいしそうでした!

 

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2階はレストランになっているので落ちついて食べることができます。
私たちは2階にある「漁師屋食祭店」で海鮮丼を頂きました。

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テーブルは堀こたつになっていて座りやすかったです。このお店の特徴は特大みそ汁付きです。写真でもわかるように、おみそ汁の茶碗がどんぶりのように大きいのです。注文したのは海鮮丼Aです。(1680円)みそ汁が特大なこともありお腹はしっかり満たされます。

 

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その後、1階のお土産コーナーを周りました。試飲や試食が結構できるのですが、その中でも「三幸」と言うだし汁のお店の試飲がとてもおいしかったので立ち止まってしまいました。

 

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ふぐや鯛のダシ汁はなど種類が豊富で選ぶのに迷ってしまいすが、どれもとってもいい香りがしておいしいかったです。友達は「お寿司屋さんのようなおいしいみそ汁を作りたい」と言って1つ購入していました。ネットでも販売しているそうなのですが、ここ食祭市場で購入する方が少し安く手に入る品もあるようです。

市場を出ようとすると入り口にジェラート屋さんがあり、覗いてみると「加賀棒ほうじ茶」と「能登紫芋」のご当地ジェラートを発見!しかもどちらも興味をそそるフレーバー!どっちにしようか悩んでいると、カップなら2種類半々で選べるよとおばちゃんが言ってくれたので、友達も私も迷わずこの2つの味に決定。(290円)本日2個目のアイスです。(笑)

 

 

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どちらもしっかり素材の風味が効いていて、今まで食べた紫芋とほうじ茶アイスのなかで一番おいしかったです!特にほうじ茶!京都も結構ほうじ茶アイスあるけど、加賀棒ほうじ茶の方が数百倍おいしいと思いました。
石川県もなかなかいいアイスを作ってますね~(^^)

 

いざ、和倉温泉

ここから和倉温泉に向かいます。私たちが宿泊したのは湯快リゾートの「金波荘」。

 

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私たちのお部屋はこんな感じ。2段ベッドで中にトイレや洗面所はついていません。

 

 GWということもあり、1カ月前に予約したけど部屋がここしか空いていませんでした。しかし寝るだけで滞在時間も短かったので特に問題はありませんでした。宿泊料金は9330円。

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館内は結構きれいでした!ガラス張りの前に座って海を見渡せる場所があったり、漫画読み放題、卓球やビリヤード(要予約)、マッサージルームと充実していました。

 

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チェックインが終わってから、和倉温泉周辺を散策。

まず向かったのが「少比古那神社(すくなひこなじんじゃ」

 

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和倉町にの湯の谷と言うところに温泉が湧き出たことに村人は喜びこれは神様の恵みだとして建てたそうです。これと言ってなにかあるわけではありませんが、明るくて雰囲気がいい神社でした。

そこから数分歩き「青林寺(せいりんじ)(御便殿)」に到着。

 

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「長い階段・・・」と思いきや、意外とあっという間に登れちゃうので全然余裕です!それよりこの後が長い・・・。
階段を登りきると、きれいに手入れされたお庭が。

  

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さらに進むともっと上に行ける階段発見。運動不足の友達は少し嫌そうでしたが、私に付き合って一緒に上ってくれました。

 

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この先に後便殿があるんだなと進みんでいると、行く道みにお地蔵さんがたくさんいました。一つ一つ表情やポーズが違いますのでこちらを観察しながら歩くのも楽しいと思います。まあまあ階段を登りましたが、それほどぜーぜー言わなかったのもきれいな空気でマイナスイオンがたくさんだったからでしょうか!?。そして、てっぺんに到着。そこにあったものはこの鐘だけでした。

 

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御便殿は一体どこなのか?何もなかったのでまた引き返し下っていきました。ぐるっと回って反対の道を通ったのですが、こちら側のお地蔵さんのほとんどが顔が削れてなかったり、どこか欠損したりしていたのです。

 

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誰かのいたずらなのか、と2人で不思議だと話しながら歩きいていました。どうしても疑問が晴れない私たちは、下にいたご主人に聞いてみることにしました。「お地蔵さんの顔が壊れているものがあるのは何故ですか?」と聞くと、「あのお地蔵さんの石はいいものを使ってないさかい、雪や寒さで崩れたり、また寒暖差で石がもろくなって壊れてしまったんや」だそうです。なので、下の方のお地蔵さんは状態がいいけど、上の方にいるのは壊れているものが多いんだとおっしゃっていました。わざわざ小さな質問に応えてくださったご主人様ありがとうございました。

 

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街を歩くと賑やかでした。この日はお祭りで、タイミングよく子供たちの獅子舞を見ることができラッキーでした。

 

 

次の目的地は湯っ足りパークの「妻恋船の湯」へ。ここは海を眺めながら足湯ができる場所なんです。「ゆったり」を「湯っ足り」と表現しているのはよくできていますね!

 

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しかし、私たちはタオルを持ってきていなかったので足湯は断念。夕日と海のコラボレーションを眺めながらの足湯を逃してしまい本当に残念でした。
和倉温街を泉散策する時はもしもの時のためにミニタオル持ち歩いてください。

 

そろそろ暗くなったので、宿に戻りました。夕食の時間が8時からだったのでそれまで館内を散策。あとはマッサージルームで歩きつかれた足をほぐしていました。ここのマッサージ器、慣れれば大丈夫ですが最初笑えるくらい変な感触です(笑)

 

お刺身もあるぞ!夕食バイキング

 

 

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 なんとバイキングに刺身やお寿司があったんです!石川県ならでは!しかし残念なことに机においてある醤油がなぜか「減塩醤油」なのです。スタッフさんに聞いても減塩醤油しか置いていないとのこと。せっかくのお刺身のおいしさが台無しでもったいなかったす・・・。こだわる方は醤油を持参した方がいいと思います。

その他にも「治部煮」という金沢の郷土料理もありました。「治部煮」とは鴨肉、麩、里芋、しいたけなどを甘い醤油の汁で煮込み、とろみを付けた汁とともに椀に盛り付けわさびを添えた煮ものです。麩は「すだれ麩」というもちっとした食感の麩が入っています。(車麩などの焼き麩の時もある)

その他は、パスタや揚げ物など一般的なバイキングの内容でした。その場で焼きたてのステーキを焼いてくるのは豪華です!

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それから、デザートには自分で作れるパフェも発見。本日3回目のアイスです(笑)

 

 

 

夕食が終わったら温泉へ入浴。

露天風呂では七尾湾を眺めることができます。夜なので暗くてあまり見えませんでしたが、朝の入浴では朝日に輝く海を見ながらゆっくり温泉に浸ることができます。

露天風呂に入っていると熱くなったので、お湯から出てふちに座っていると蚊に数か所刺されていました!お湯から出て椅子などに座ったりする際は気を付けてくださいね!

温泉のタオルは二枚目からは有料なので(確か、ミニタオル100円、バスタオル200円)節約したい方は使ったタオルは持ち帰って干しておいたらいいと思います。

 

温泉から上がっら11時くらい。そこから夕方に予約しておいた卓球をしに行きました。卓球とビリヤードですが、予約が結構、埋まっていたので、希望の方は早めに予約することをお勧めします。私たちは最終の受付でした。

 

その後は明日に備えてすぐに部屋に戻り就寝!

充実した1日でした。