海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

実はカナダはこうだった!日本の常識は通用しない!

 

日本に住んでいれば日本の常識や考えでやっていけますが、いったん海外に出ると日本の常識や考えはおかしいということも珍しくありません。ここでは私がカナダに行って発見した日本との違いや実はカナダはこんなルールがあったんだなどの情報をシェアしたいと思います。

目次

雪が降っても雨が降っても傘を差さない

日本人は雨がぽつぽつ降って来たら傘を差し始めますが、カナダの人は少しくらいの雨が降っても全然傘を差しません。私はすぐに傘を使うのですが、

日傘は誰も差していない

強い日差しであても日傘をている人はほとんどいませんでした。誰も日傘をしていないので街中で日傘をしているとちょっと浮いちゃいます。

マスクは重い伝染病と思われる

日本人ってちょっと風邪を引いたりすると他人に移さないようにマスクをつけるし、女子の場合は化粧をしていない状態を隠すためにマスクをつかったり日常的にマスクを利用していますよね。しかし、カナダではマスクをしている人は重症な病気の人、または伝染病を持っている人という意味合いを持つのでカナダで日本と同じ感覚でマスクをしていたら病気を持っている危険な人と思われてしまう可能性があります。

お酒は○○○○でしか買えない

 

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カナダはお酒に厳しい国。特にトロントはLCBOというリカーショップかBeer Storeでないとアルコール類は購入できません。しかもこれらのお店は10時までしか空いていないので、日本のように深夜ちょっとお酒が飲みたいなと思って24時間空いているコンビニに行って買うなんてことはできません。お酒を飲む時は計画的に!!なので金曜や土曜の夕方からLCBOは混みます。しかも日曜はBeer Storeは6時に閉まります。

外でお酒を飲むと逮捕される

日本だと電車の中で間にビール飲んだり、歩きビール何てこと当たり前ですよね。カナダでこんなことしたら警察に捕まってしまします。「Go to jail」しかし、それでもお酒が好きなカナディアン、コーヒーカップやペットボトルに入れて実はのんでいたりなんてことも??

そう思うと日本はお酒に開放的な国ですね。24時間いつでもどこでもお酒が買えあて飲めて、外でのお花見、BBQにお酒は欠かせませんもんね。

夏は蝉が鳴きません

夏はトロントで過ごしたのでバンクーバーはどうかわかりませんがトロントの夏は蝉が鳴きません。夏といえば蝉の声。日本人ならそう思いますが、カナダでは蝉が鳴かないのでち「夏だー!!」という盛り上がりが私の中ではありませんでした。

日本では夏の風物詩蝉!この年は聞けなかったので夏を趣深く感じませんでしたが、とにかく暑かったです。

弁当箱はジップロック!?

特にバンクーバーで多く見掛けたのが、お弁当を袋に入れず裸のタッパーのままもって中身が丸見えとか、ジップロックにフルーツやサンドイッチを入れて手持ちとか当たり前。ちょっと面白い光景でした。せめてランチバッグに入れて運べばいいのに(笑)日本人のようにあまりお弁当に力を入れていないようです。

日本だとちゃんとしたお弁当箱に入れて可愛いお弁当袋に入れて持ち歩く、そんな心遣いがありますよね。そう思うと日本は見栄えを気にした上品な文化だなと思います。

待ちゆく人はコーヒーカップを片手に歩く

コーヒーカップを持っている人が多くてびっくりしました。。日本ってこんなにコーヒーカップ片手に歩いている人っていたっけ??カナダにいったらぜひ観察してみてください。

バンクーバーは小さな都市ですが、バンクーバースターバックス発祥の地シアトルに近いためかスタバがあちこちにあって、トロントティムホートンズが多いです。

カナダ人は日本人に友好的?

私が日本人のせいかカナダは日本好きの人が多かも。アニメの影響もあるのか?台湾の友達と旅行に行ったときや遊びに行った時でもよくare you Japaneseと聞かれ知っている日本語を話してくれたり。その子もカナダ人は日本人が好きだねと!

こう思うと日本の知名度に驚き。私はある銀行のオフィスに入りワゴン販売を仕事の一環としてしていたのですがそこに4つメインの国の時計がありました。もちろんトロントバンクーバー,そしてロンドン、東京!!中国やフランス、ドイツではなく東京か!!とちょっと日本の首都が注目されてるのを見たときは嬉しかったです。

余談ですが

カナダ人は日本人に似ているところがあるとか。人に不快感を与えないようにとかちょっと気遣いしているように感じます。アメリカではyesとnoを はっきり言う文化ですが、カナダでは例えば今日はコーヒーいらなかったらNOではなく、I’m okayと言うようにソフトに断る傾向があります。なので少しはっきりしない曖昧な部分も。移民国家なだけに、いろんな国を受け入れているのでいろんな人がいるのという理解の元、他の人への配慮にも気を付けているのかもしれませんね。

バスや電車の中はいろんな人種でいっぱい

例えば日本で電車やバスに乗るとほぼ日本人しかいないので統一感があるけど、カナダは移民の国なの、白人、アジア人、黒人、本当にいろんな人種がいて面白い光景でした。ファッションの傾向がその国によって違うし、清潔さも違います。もちろんほとんどの人は清潔感ある服ですが、バスや電車に乗っていると泥だらけとか臭っている人、ぼろぼろの服を着てる人がいます。これは実際に見ないと私の言っていることがわからないかもしれんせんが、人種が違うといろんな面で基準が違うんだなと感じました。

 

実は貧しくないホームレス

カナダのダウンタウンにはホームレスがたくさんいます。

よく「お金をちょうだい」とか話しかけてきたり、そこに場所を構えて段ボールの手作り看板掲げています。断ればそんなにひつこくいってくるわけでもないし迷惑はかけてきません。

私はバイトでゴミ箱行きのパンの切れ端や自分では食べない食べ物とかがあるときはホームレスにたまにあげたりしたこともあります。食べ物をあげてすごく感謝するホームレスもいればもらって当然とか思っている態度とったりとかいろいろです。本当に食べるものがないならもっと喜ぶだろうにと思っていました。

私の職場のオーナー情報ですがカナダの認定ホームレス?は国から月に800ドルもらっているとか!全然貧しくないじゃんと思いますよね。なのでよく見るとホームレスなのに意外ときれいな恰好していたり、ナイキのシューズを履いていたり。

一体どうやって手に入れたんだと疑問に思っていましたが、そういう事実があるなら納得です。あと、カナダ人は優しいので、路上のホームレスに小銭を上げているのをよく見るのでカナダのホームレスはお金を稼ぎやすいのではないかと思います。でも本当に全部失ってしまっている人も中にはいるので一概にはいえませんが、私は食べれるものでもし捨てるような食べ物があるあら恵んであげたいなと、ゴミ箱に行くよりはせっかくの大切な食べものなので誰かに食べてもらった方がいいと思います。

レストランではおしぼりは出てこない

カナダのレストランで塗れたおしぼりが出てくることはまずありません。紙ナプキンのみです。気になる方はサニタイザーかウェットテッシュを携帯した方がいいでしょう。

 

ネットが必要ならスタバかティムを探せ!

私はカナダ滞在中はインターネの契約はしていませんでした。もし外出中にインターネットを使いたくなったらスターバックスティムホートンズを探してインターネットに接続していました。ここ以外でもショッピングモールやカフェでもWi-Fiを見つけて利用できるので何とかなっていました。日本と違いWi-Fiがどこでもあるからわざわざ契約しなくても何とかなるし、通信費にお金がかからない点はありがたいことでした。ただ、Wi-Fiを接続することによって情報を抜き取られる可能性もあることを頭に入れておいてください。

 

欧米人は時間の流れがスロー??

例えばオーダーの時、欧米人は店員さんを呼ぶことはあまりせず、店員がお客に声をかけるまで待ってくれます。逆に、自分がお客の立場だと、欧米系のお店は店員のペースに合わせなければならないので、いつまでたってもオーダーを取りに来ないことがよくあります。しかもお客を待たせても全然急ぎません。台湾の友達も「カナダはスローだね」と言っていました。ゆとりを大切に時間をあまり気にしない文化だからでしょうか?
アジア人の場合はオーダーが決まったらすぐに店員を呼びオーダーを取ってもらいますが、店員の立場だとお客さんにせかされるので店員側は大変です。

知らない人でもhow are you?

カナダに限らず欧米ではお店に入ったり、初対面の店員さんでも「how are you?」と挨拶をしてくれます。私がサンドイッチショップで働いていた時も初対面のお客さんが「how are you?」と声か変えてくれてからオーダーするのです。誰でもフレンドリーな国民性だなと思いました。

 

カナディアンは優しい!そしてジェントルマンが多い

カナダの人は親切だとよく耳に聞くと思いますが本当にそう思いました。特にバンクーバーの方々には本当に助けられました。空港に移動する時、私は大きなバックパックとスーツケース、ボストンバックをもって歩いていましたが、バスに乗る時はすごく大変。それを見ていたジェントルマンが荷物を持ち上げてくれてバスに乗っている最中も動かないようにキープしてくれました。また、引き戸のある入り口に入るときドアを開けて待っていてくれたり、お店に入ると必ずフレンドリーに声をかけてくれました。

また、ドアを開けて道を通るときなど、男性の方がよくドアを支えてくれて、優先して道を通してくれる人が多い。とくにバンクーバー人々はすごく優しかったです。

よく、「トロントは忙しい年だからの人は冷たい」っていうけど、そんな言うほどではありませんでした。トロントはカナダでは忙しい都市かもしれませんが、東京に比べればスローな都市です!バンクーバーよりは優しさ度は低かった気もしますが、少なくとも日本よりは親切でフレンドリーな方が多かったと思います。

 

ファッションにはこだわらないカナダ人?動きやすさが1番!?

バンクーバーにいて思ったことは服装にあまりこだわっていないなという印象。みんなリュックにスニーカー。カナダ人はヒールをはかないんだと思ったくらいです。やはりアウトドアが盛んなだけあってスポーツウェアや動きやすい恰好が好まれるようです。
トロントバンクーバーよりもおオシャレに気を遣っている感じがあります。

 

トロントバンクーバーも世間が狭い

どちらの場所もダウンタウン以外は特に何もないのでみんながダウンタウンに集まります。私は何でこんなところで会うんだろうと思うほど知っている人によく会いました。トロントでは学校に行っておらずただ職場と無料英語セミナーやイベントにちょっと参加しただけなのに「またの人に会った」という経験が何度もあります。この前参加したセミナーで会った子が仕事に新しく入ってきたり、セミナーであった子が前私が住んでいたシェアハウスに住んでいて共通の人を知っていたり、バンクーバーから来た子が私が前通っていた学校と同じ学校で、フェイスブックで共通の友達がいたり、あるイベントに参加したらこの前イベントに来ていた子がまたいたりと日本人コミュニティーはほんとに狭いのでどこで誰に会うかわからないのです。意外なところでまた一緒になることがよくあります。私の友達はカナダに6年住んでいるカナディアンですが、一緒に出掛けると毎回誰か友達に会っています。それだけ世間が狭く、みんなが集まる場所が集中しているということです。

大都市のくせに交通機関に問題あり

 

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私は最初、バンクーバーに2ヶ月住んでそれからトロントに引っ越ししました。トロントバンクーバーを比較してバンクーバー交通機関はとても整っているなと感じました。バンクーバーのバスは車椅子やベビーカーが簡単に乗車できるように床が下がるようになっています。バスの中の前方は広くなっていて車椅子やベビーカーが留まれるスペースがあります。ドアの開閉はスライド式で乗車する時は必ずコンパスカードをパネルにタッチすればよいシステムになっています。また、バンクーバーでの道は整備されていてそこまで揺れることはないです。

反対に、トロントのバスはあまりバリアフリーには気を使っていないです。バスの中に優先席はありますが車いすが入れるスペースはないし、かろうじてベビーカーが入れるくらいですが通路を塞ぎ混雑してしまいます。降車する時のドアも自分で押して開けますがすぐに閉まり危険。段差もあるのでお年寄りや足の不自由な方には厳しいかなと思います。道もがガタガタで運転も荒いので乗っていて少し疲れます。トロントの方が都会で進んでると思ったら案外そうでもなく交通事情はバンクーバーの方が進んでるなという個人的な感想です。今、トロントは街中で工事をしていて発展していく段階なので今後はよくなる方向ではあると思います。

 

日本では当たり前と思うことでもカナダでは全然違ったり、また実際にカナダに行かないとわからない細かいことなど書かせていただきました。両者を比較することでより面白さが見えてくるのではないでしょうか?これを読んでカナダの予習をしていってください!