海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

お金を損しないために知っておくべし!②帰国時の銀行口座のお金の持ち帰り方

 

私がカナダのワーホリから帰国する際、、手続きがギリギリで間に合わなかったり、下調べしなかったために損したことをお伝えします。これを読んだあなたも私と同じ失敗をしないために重要なことをお伝えします。

目次

帰国時、カナダの銀行口座のお金をどうするか??

 

帰国する時、カナダにある銀行の口座を閉めて口座に入っているお金を持ち帰らないといけません。その際どのようにして持ち帰るかが大変重要になってきます。

選択肢は

  • 現金のまま持ち帰る:これは盗難にあう可能性を考えると危険でもあります。
  • 日本円の小切手(チェック)を作ってもらう。:レートが悪いと損をする。
  • カナダドル建ての小切手を作ってもらう:外貨口座を作る必要がある
  • 銀行の口座を閉じずにそのままデビットカードを使う。口座を持っている限り口座維持料がかかる場合があるので口座維持料分は残して置き、近い未来にカナダに行った時にその口座を閉じる。とはいっても次いつ行くかは不明な人にはお勧めできない。

私が口座を閉める時、カナダドルのレートが悪かったので日本円に変えたくありませんでした。そのため、日本円ではなく、カナダドル建てのチェックを作ってもらいました。そしてカナダドルのレートがいい時に換金しようと考えていました。しかし,いざ調べてみると日本の銀行でカナダドル建てのチェックを変換するときかなりの手数料がとられてしまうことが分かったのです。また、手間がかかって面倒でした。私はこのカナダドル建てのチェックを何とかしなければならなかったので、いろいろな銀行に行って聞いてきた結果を以下に記します。

カナダドル建ての小切手はどこにもっていくか?

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小切手は基本銀行に持っていきお金に変えてもらえばいいのですが、外貨となると扱っている銀行は限られてきます。京都の情報になりますが、私が聞いてきた情報をお伝えします。

京都中央信用金庫

外貨小切手の取り扱いはあるが以下のものが必要でした。

  • マイナンバーカード(ちゃんとカードになったもの)
  • 印鑑
  • 写真付き証明書(免許証、パスポートなど)
  • 現住所が確認できるもの。
  • 手数料3500円(銀行からの手数料でカナダの方でも手数料が引かれる可能性がある。

条件

  • 口座を開いた支店(通帳に記載の支店)でしか手続きができない。手続きが完了するまでに1カ月はかかるらしい。
  • 小切手を振り込む場合は口座を開いてから6カ月経過したものでないと取り扱えない。(銀行であまり外貨の小切手を取り扱いたくないせいか少し嫌な顔をされた。また、銀行の窓口の人も外貨の小切手を取り扱ったことがなく、たらいまわし。誰も知らなかったので電話で聞いてくれました。15分くらいまちやっと取り扱いがわかりました。

 

三井住友銀行

外貨小切手の取り扱いはあるが以下のものが必要でした。

  • マイナンバー(カードになったもの)
  • 印鑑
  • 写真付き証明書(免許証、パスポートなど)
  • 現住所が確認できるもの
  • 手数料3500円(銀行からの手数料でカナダの方でも手数料が引かれる可能性がある)

条件

  • 口座開設が必要だが外貨の小切手の振り込みには6カ月以上経過したものではないと取り扱えない。しかし小切手の有効期限は発してから6ヵ月以内でないと無効になってしまうので新しく口座を開くことは無意味です。
  • 振り込みまでに1カ月くらいかかる。

ここでも外貨の小切手については珍しかったせいか、スタッフも誰かに聞きに回っていたため回答に時間がかかりました。

三菱UFJ銀行

外貨小切手の取り扱いはある

ここでは口座を持っていないなら無理だとすぐに引き返されてしまいました。そのため詳しい情報は得られませんでした。

手数料5000円(こちらの銀行からの手数料とカナダの方でも手数料が引かれる可能性がある)

口座開設が必要だが小切手の振り込みにはその口座が6カ月以上経過したものではないと取り扱えない。しかし小切手の有効期限は発行してから6ヵ月以内でないと無効になってしまので新しく口座を開くことは無意味です。

プレスティア

外貨の小切手取り扱いあり

外貨小切手の取り扱いがあり、以下のものが必要でした。

  • マイナンバー(もしその時わからなくても後から郵送でも可能)
  • 免許証などの見分証明書
  • 印鑑(その時なくても後からの郵送で可能)
  • 外貨口座を作ること
  • 手数料2500円、

条件

  • もし不備があったときのために5000円を入れておかなければならない。
  • 最初に手数料分を入れておかなければならない

注意

  • 小切手が手書きだとたまに不鮮明な場合は無効という可能性もあるらしい。無効であっても手数料は取られる。私がTDバンクで小切手を発行してもたった時は機械での印刷だったので無効になる可能性は低いと言われた。
  • カナダドルから円に帰るときにも1ドルにつき数円かかります。
  • もしプレスティアで口座を作り、カナダドルの小切手分のお金を入れることができたとしても、外貨口座は口座維持手数料が月に2000円かかってしまいます。初月は無料なのでそのうちに円に交換してしまえばいいかもしれないが、タイミングよくカナダドルが強くなるとは限らない。もしタイミングを見計らってカナダドルを換金したいのなら口座維持手数料を払い続けるしかない。しかしこの口座手数料ですが、円普通口座、または円定期口座に50万円以上預けていればその口座維持手数料は無料になるので、もし可能であれば普通口座にお金を入れておけばよいでしょう!

とは言え、帰国したばかりで印鑑も京都で使っていた通帳も銀行カードもなかったので印鑑なしで口座をつくれたのはほんとに救いでした。外貨を取り扱う銀行なだけに小切手の取り扱いにもスムーズに手続きを進めてくれて助かりました。

 

ソニー銀行

外貨も扱っています。ネット銀行であるソニー銀行だがここも数種類の外貨を扱ってしかも、カナダの銀行からソニー銀行の口座に送金も可能なという情報をえました。これだと便利ですね!

外貨の取り扱いなし

  • 京都銀行は外貨は取り扱っていません。
  • 私の地元の北陸銀行も外貨の小切手は取り扱っていませんでした。

まとめ

海外で稼いだお金を小切手として日本円戻す時、その日のレートによって損をすることもあるし、得をすることもあります。これはコントロールできないので仕方がありません。私の結論的に現金で持ち帰るのが一番いいのではないかと思いました。盗難の可能性はありますが、厳重に気をつけていればいいし、両替所での手数はあるものの、口座維持料や小切手をドルから円に帰る手数料に比べればはるかに少額なので好きな時に好きな通貨に両替できる現金がいいというのが私の結論です。