私がバンクーバーからトロントに引っ越してすぐ、短期間だけ別の家に住んでいました。そこは日本人経営で1カ月500ドル、ご飯パスタ無料、という条件の物件でした。とりあえずの滞在先でよかったので安さ重視でそこを選びました。そこはというと、シェアハウスというよりホステルみたいな感じでした。1つの部屋に2段ベッドが2つのなので合計4人住むことになります。プライベートルームはないので部屋での基本的な居場所は自分のベッドの上です。短期間しか滞在していませんでしたが私が思った感想をお話しします。
目次
気になった問題点
私が気になった点は以下のことです。
- どの部屋もプライベートルームがないせいなのか、みんなも勉強する気が起きないので夜にはリビングに集まってわいわいしていました。いろんな人と交流できる点はいいですが、私はそのぬるま湯につかってしまってもよくないなとも思いました。
- 私は英語の勉強や発音練習もしたかったのですが、個人部屋がないとそれもできません。声を出していると、いきなりルームメイトが入ってくることもあるし、ルームメイトがいる中で声をだしたりしたら迷惑がかかってしまいます。やはりプライベートルームはあった方がいいなとつくづく思いました。
- ちょっとストレッチや体操といったことをしたくても、人目を気にしなくてはいけないのでやりにくいといった場面もありました
- ２段ベッドなので２階の人は下の人に気を使わなければなりません。また、２階にいる人の寝返りが激しかったり、バタバタする人だと下の人は騒音に悩まされます。
- また、シャワーやトイレも人数が多い分、長い時間待たないといけないこともたまにありました。
- その時のメンバーによりますが、騒がしくしたり、音楽をガンガンリビングでかけている人もいて、シェアメイトの中にはすごく気になる人もいたようで、作業に集中できないとストレスを感じていました。
- そのシェアハウスの部屋には机がなかったので何かを書く時は困難でした。リビングに行けば机はありましたが、みんなが集まって楽しそうにしていたら集中しにくいです。自分の机がないということも不便さの原因でした。
よかったこともある
- 日本人ばかりなので安心できたこと。
- パスタと米が食べ放題だっとこと。
- 自分よりトロントに長く住んでいる人がいるのでいろいろな情報を教えて、わからないことを先輩たちに聞くことができたのでよかったです。
- いろんな人が入れ替わり立ち代わり入ったり出たりだったのでその人のエピソード聞けたりと楽しかったです。
- 休みの日はシェアハウスのメンバーでBBQをしたり、人数が多いのでレンタカーを安く借りて遠出したり、なかなか一人ではできないことも気軽にメンバーを集めることができます。
- ご飯を一緒に作って食べたり、買ってきたおいしいものや珍しいものをシェアして楽しめたりもできます。
私の総合評価
日本人だけの宿だったので安心はできるし、リビングにみんなで集まってわいわいと楽しい時間を過ごせるのはよかったと思います。
しかし、多いときで12人くらいは住んでいたのでリビングは満席ということもあり、騒がしいことありました。
短期的な滞在先としては良かったですが、英語の発音練習や勉強をしたい人にとっては暮らしにくいです。
なので私は家を変えることに決めました。
プライベートルームがあって500ドル代のところは探せばあるし、そう思うと地下鉄の駅からバスで15分以上で10人以上住んでいるシェアルームとなるといくらご飯とパスタが食べ放題だとしても割高だったかなと思いました。
だだ、家にあまりいなくて、仕事だけでという場合はいいかもしれませんが勉強したいということであれば個人部屋が必須だと思いました。
以上私が感じたあるシェアハウスの感想ですが、部屋選びの参考までにしていただけたら幸いです。
最初に家のルールの確認は必要！！
失敗談ではないですが、私の住んでいたBathurst駅近くの家はルールが結構厳しかったので、家にどんなルールがあるかも事前に確認した方がいいです。
例えば、
- コンロを使う時はその場を離れてはいけない。もし見つけたら即退居。
- 部屋に友達を呼んだら即退居。
私が住んでいるとき、1階の住人の1人が友達を部屋に呼んだらしく、それがビデオカメラに映っていたのを目撃され、本当に即退居させられていました。 - シャワーの使用時間は15分以内。
- シャワーの利用時間は朝7時から夜11時まで（バイトが夜遅くまでだったら間に合わないことも）
などなど他にも細かくありましたが、守らなかったら即退居といった厳しい物件もあるのでちゃんと確認しておいてくださいね。
