海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

ナスカの地上絵へ行く~超快適!貸し切りツアー~

 

目次

超快適!ナスカの地上絵ツアー

ナスカの地上絵も自分たちでいろいろと手配して行こうと思いましたが、リマから行くのに相当な時間と手間がかかり、ツアーを探すことに。しかし、日本語でできるツアー会社だと最低一人400ドル以上で、高め。いろいろと探しているとその宿に泊まるとナスカの地上絵のツアーも申し込めるとうものを発見。ここは2~3人だと320ドルでツアーを組んでくれるんです。(人数が多くなればもっと安くなります。)
現地ツアーだときっともっと安いんだろうけど英語もそんな流暢でもないし、ましてペルーはスペイン語だし安全安心便利を優先してこちらで申し込みさせていただきました。

私たちが申し込んだのはペンション当山の第1ツアー、ナスカ&パラカスの日帰りツアーです。

日程2017年3月

時間

内容

4時40分

ペンション出発

7時半

パラカス港に到着

7時半~8時

パラカス港で休憩、ペリカンと写真撮影

8時~10時

 船にのりパラカスでバジェスタス島の動物たちを見る。(港税15ソレス)

10時頃

パラカス港に帰港

10時15分

ナスカへ

13時頃

ナスカの空港到着(空港税30ソル)

ナスカのお土産、ビデオも空港で見られます。

13時~15時

順番にセスナに乗ります。(30分ほど)

15時リマへ 

 展望台訪問(3ソレス)
ランチは車の中で食べます。(7ドル)
チャーハン(鶏肉か牛肉)とロモサルタードどちらか選べます。

21時半

ペンションに到着

ツアー代金は1人320ドルだったんですが空港税や入場料、ランチ代など合わせると合計約340ドルかかりました。

このツアーの魅力

  • ナスカの地上絵のセスナ料金も含まれています
  • ナスカの地上絵以外にもパラカス島やナスカの地上絵の「手」を間近で見れる展望台に立ち寄ってくれます。
  • このペンションのオーナーさん特典なのか、バジェスタス島の船に乗る順番が優先してくれて、でいい席に座ることができました
  • 少人数なのですぐにセスナに乗れる。(もしバスなどの団体で行ったらセスナの順番を待たなくてはいけないし、かなり時間がかかってしまいます。)
  • 往復12時間私たちは貸し切りの車で広々と自由に過ごすことができたので快適でした。

リマから遠いナスカだけど

ツアーの日は早朝4時45分出発だったのですが、オーナーさんが朝食にサンドイッチを用意してくれました。リマからナスカまで片道約6時間!長い。休憩はあるものの長時間の運転ドライバーさんもの方がもっと大変ですが、乗っている私たちも結構疲れます。景色はずっと似たような砂山。途中結、くねくねした坂道を上るところがあってスリルもありました。道路はまっすぐで整っているので車酔いすることはありませんでした。たまに店や宿を見ましたが、いったこんな場所に誰が来るんだろう。車内では景色をみたり、爆睡したり、うたた寝したりの繰り返し。もちろん電波はないのでスマホも触らず。旅というのはこんなもんでしょうが。ただ、本当によかったのは友達と二人の貸し切りなので寝るのも横になれるし、気楽に過ごせたことがストレスなしの旅でした!!

ジェスタス島で動物鑑賞

ナスカの地上絵へ行く途中、パラカスのエル・チャコ港から出港する船にのってバジェスタス島へ行きました。バジェスタス島とは複数の島から成る海獣と海鳥の楽園です。船で島を転々と回り自然に暮らす動物たちを見ていきます。ここでも「カンデラブロ」という巨大地上絵が見られる。

 

 

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やっとのことでナスカ空港

 

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まずナスカ空港に着いたらパスポートを係りの人に見せて下さい。セスナに乗るときパスポートが必要みたいなので忘れないでください!!ここまできてパスポートがなく乗れないとなったら後悔しきれませんよ!!
それから体重を測りました。セスナに乗るために、体重に偏りがあってはダメなので測定するんですが、このとき服と靴を履いたままでいいので体重計に乗ります。(この時、私はなにも脱がない状態で同じ体重だったので確実にこの数日で痩せました。クスコでの食あたりのおかげです笑)

ナスカ空港の外にはナスカのお土産ブースがありました。ちょっと値段高めです。後から展望台に行くんですが、そこのお土産屋さんの方が種類もたくさんあってリーズナブルでした。

中にはナスカの地上絵のビデオが流れていたので、時間があればみて暇つぶしでもしてください。地上絵の予習しておいたほうが見つけやすくなると思います。
私たちが利用したのはAero Nascaという会社でしたが、他にも何社もかセスナの会社がありました。

いよいよセスナに乗ってナスカの地上絵へ

セスナに乗る前に荷物と身体チェックがあり、それを終えると飛行場に入っていけます。乗るまでに少し時間があるので自分たちが乗るセスナと記念撮影もできます。セスナはお客さん6人乗りとパイロットと地上絵を説明するお兄さんの合計8人が乗ります。乗る前に地上絵マップのカードがもらえて見る順番を把握することができます。
私たちが乗ったセスナのお兄さんがサービス精神旺盛!セスナ内でも各グループの写真撮ってくれて、名前一人ひとり呼んでくれたり最後には機体と一緒に写真もとってくれました。

そしていよいよセスナが動き始めます。7分ほどいったところから、砂地が広がってた場所につきました。砂地には直線の細いやつやら太いやつやらがたくさん刻まれていましたが、これも不思議です。絵ではないけど、どうやってこの線を描いたんだろう??最初に見たのはクジラでしたがこれの線が薄くて、結構小さい。見つけるのに苦労しました。ちゃんと予習はしていきましたが、この先、見つることができるのかと不安にでしたがその後も、どんどん進んでお兄さんが地上絵がある場所を指さしたり、どこにあるか詳しく説明してくれたので一応すべて見ることができました。よくブログなどの写真を見るとわかりにくいなと感じていましたが、肉眼で見ると案外よくわかるんだなという感想です。
有名な地上絵といえばさるやハチドリ、コンドルですが、それ以外にもたくさんの地上絵があったんだということにびっくりです。

見た順番は
クジラ⇒三角形⇒宇宙飛行士⇒さる⇒犬⇒ハチドリ⇒コンドル⇒くも⇒サギ⇒オウム⇒木⇒手 
です。以下の写真は宇宙飛行士の地上絵です。

 

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ちなみに、ナスカの地上絵以外にもパルパの地上絵っていうのもあるらしく、ナスカの地上絵とセットで見れるコースもあるようです。しかし、30分の飛行できついのに、それまで見るとなったら1時間くらい?耐えれるかな・・・。体力と気力がある方はついでに見ておく方がお得です。ここまで来るのに時間がかかるし、たぶん一生に一度だろうなと早くも思ってしまいました。

セスナ酔いについて

セスナは酔うと多くの人がコメント書いてありましたが、私は食あたりのせいでもうすでに気持ち悪く、セスナに乗ったらどうなるんだ・・・。
左右に分かれているので最初は右側の人が地上絵を見れて、またくるっと回って左側の人の番のようにどちらに座っても平等に見ることができますが、これが私にとって気持ち悪さの追い打ちををかけます。迂回するたびに大きく揺れ、くねくねと飛行。これがまた吐き気を促進。でも写真も撮りたいと思いiPhoneの画面をのぞき込むのもさらに気持ち悪さを増します。

酔わないポイントは

  • 左でも右でもみたいからと言って欲張って左右を見ないこと。
  • スマホの画面をのぞき込むのも酔いに拍車をかけるので注意。(でも写真を撮りたいので私は耐えました。)

地上絵を見るのは楽しいはずなのに気持ち悪いせいで「早く終わってくれー」とか思っていました。飛行機の中で戻さなかったことが幸いです。

超間近!ナスカの地上絵が見れる展望台

地上絵が見終わった後、展望台へ向かいました。展望台からは地上絵の「木」を近くで見ることができ、線の跡がくっきりと見ることができます。線はそれほど深くなく、雨や風などで消えてしまいそうなのに、昔からこのラインが消えずにのっこているなんて本当に不思議です。

 

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展望台の下にはナスカの地上絵グッズが売っていました。ここの方がセスナの空港より種類が豊富で安かったです。しかも値切りの交渉にも応じてくれた!私はすっごくかわいいナスカの地上絵のショットグラスが欲しかったのですが所持金がちょっとしかなかったので買うことを諦め少し後悔しています。4つセットで18ソレス(630円)

 

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展望台を見終わった後はリマに戻ります。この間にランチを食べたり寝たりしていました。(私は気持ち悪くてほとんど食べれませんでしたが・・・。)ナスカからリマまでは6時間かかります。ドライバーさん本当に大変。リマに着いたのは午後9時過ぎ頃。ただ車に乗っていただけでしたが疲れました。貸し切りの車で行けたのでゆったりできましたが、これが団体バスだったらもっと疲れていただろうな。

次の日

行は空港からペンションまでの送迎を18ドル(約2000円)お願いていましたが、帰りは自分たちでタクシーを捕まえ、約30ソレス(900円)で行くことができました。リマのタくシー相場から考えるとペンションでお願いした送迎は高かったです。

帰りのはパナマ経由でトロントに戻りました。今回初めてコパ航空(Copa Airlines)に乗りました。パナマはバブ空港として機能しているため潤っていて空港も機内も新しくきれいでした。そしてサービスもよかったです。

トロントに帰国、気を付けるべきことは・・・

そしてトロントに着いたのは深夜0時頃。温かかったペルーから一転、寒い国に戻ってきました。ワーホリのビザがあと3週間で期限が切れるので、案の定出国の審査官に疑われましたが、今回は初めから日本へ帰国するチケットを見せたのですんなり通ることができました。
ラスベガスのときはいろいろと質問された後、別室に連れて行かれ何時間も待たされる羽目になりました。もし、ビザの期限が十分残っていない時にカナダ国外へ旅行する時は必ず帰国のチケットを持ち歩きすぐに見せてください。別室に連れて行かれる可能性は減ります。

長いようで短った旅も終わり南米から無事帰ってこれてよかったです。手配などはいろいろと大変でしたが今回はツアーを使わず自力で行ったことによって達成感がものすごくあり、遠くへ旅する自身がつきました。効率よく便利に行くのもいいですが、自分で調べることによって深くものを知ることができるのであなたも自力の旅に挑戦してください!!