海外と国内の旅ノート

海外や日本で訪れた場所についてお伝えしていきます。

トロントからのマチュピチュ旅行記④~マチュピチュ遺跡へ~  

 

前日はポジティブにいたけれど案の定雨。小降りだけど・・・。

目次

ゲストハウスの朝食

私たちの宿の朝食は5時からスタート。朝一でマチュピチュに上りたい人のためにマチュピチュ村の宿は朝食が早いです。私たちの宿泊したゲストハウスでは、もしランチがほしければオーナーさんがランチボックスを12ソルで用意してくれるサービスもありました。

ここの朝食の場所は1階のロビーでスペースが狭かったですが朝食の内容は充実していました。パンやシリアルが2種類ずつあって、りんごやバナナ、チーズ、ハム、ヨーグルト、りんごジュース、パパイヤジューズ、コーヒー、牛乳など小さなゲストハウスでしたがしっかりした朝食でお腹いっぱいになりました。

行列のバス停

朝食を食べ終えてバス停に着いたのは6時半ごろ。行くとすでに行列。そしてこの雨が村人にとってのビジネスチャンス!!行列に呼びかけビニールカッパや傘を販売しています。とっても気が利くマチュピチュ村の人々。この日は赤や黄色、緑色の色とりどりの行列です。友達もオリャタイタンボで買った傘が早速役立ちました。雨なのに、シーズンオフなのにこの人の多さ。シーズン中はどうなるのか??

行列なのにも関わらずバスは次から次とやってくるのでそんなに待つこともありませんでした。。山道をくねくねと登っていきましたが車酔いになるほどでもなく到着。マチュピチュ村からマチュピチュの入り口までの所要時間は約30分。

 

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そして念願のマチュピチュに入場!!

 

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バスでマチュピチュの入口までたどり着きましたが、ここも行列でした。並ぶこと20~30分、事前にプリントアウトした入場券とパスポートを見せてついにマチュピチュに。空中の巨大都市!!のはずが霧で遠くが見えない!!!(泣)これは巨大なのか・・・?近くに行けば見えるものの見渡すことができないので全体像がわからない。きっとここから下を見下ろしたら高いんだろうな。でも霧で隠れてここが高い場所なのか、山の上にあるのか。

昨日ポジティブに考えていたものの、雨で景色がきれいに見ることができないのはやはり悲しい。シーズン外に来るべきでなかったのかなと心の隅が傷みました。それでも前向きに考え、私:「霧で神秘的ですね~」 友達:「神秘しか感じない!」 確かに・・・。

 

せっかく来たので、お昼まで滞在できるしじっくりまわろう。雨でしたが、幸運なことに傘を差すほどでもない天気。晴れることを祈り隅々まで見学。ガイドもつけず自分たちで自由に回ったので、どこがあの有名な写真スポットなのかわかりませんでしたが、とにかく登ればたどりつくだろうと、やみくもに上っているとレスキュー隊の1人であるエドウィンさんに遭遇。この人にあの有名な場所を教えてもらい、ついに有名写真スポットにたどり着くことができました。撮影したのがこれ。

 

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背景は真っ白。何も見えない・・・。ここがマチュピチュだとわかる人は少ないでしょう。霧が濃い日に来るとこうなってしまうのです。このとき午前9時。私たちが嘆いているとレスキュー隊員のエドウィンが「2,3時間後には晴れるよ!」と助言してくれました。「本当にぃ~??」。でも長年の働いている人のいうことだから信じていいのか?希望を胸にレスキュー隊員が教えてくれたお勧めスポット「マチュピチュビレッジ」と「サンゲート」(太陽の門)に行くことで時間をつぶすことにしました。

マチュピチュビレッジへ。

しかしこのお勧めスポット、軽い気持ちで足を踏み入れたもののかなり歩く・・・。引き返えそうともやることないしひたすら歩くしかない。マチュピチュビレッジとはインカ人が住んでいた後が残っている広場的なものがあると思っていたのですが、細い山道を歩き続けてもそれらしきものが全く見当たりません。

そしてたどりついたゴールが門でした。

 

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その門の先にも細い道が続いていました。ビレッジへの門なのか。なんでビレッジという名前を付けたのか紛らわしい。「ビレッジゲート」と言いて欲しかった。少し期待を裏切られた気分でしたが、いい時間つぶしになったので文句は言いません。ここの往復で一時間弱。まだ霧が晴れず、もしくはさっきより少し濃くなってる??

サンゲートへ

まだ帰るまでには時間はあるのでゴールまで片道1時間はかかると言われたサンゲートへ向かいました。
これがまた苦難の道!道は石が埋め込まれいるので足が泥だらけになることはありませんでしたが、大きさがバラバラの石が埋められているのであるので歩きにくい。急な階段があり、足を大きく上げなければならない場所も。入り口付近では人がたくさん見えましたが、進んで行くうちにあまり人を見かけなくなりました。多くの人が脱落する中、私たちは根性で最終地までたどり着きました。サンゲートはマチュピチュよりも高い位置にあるのでもし晴れていたらマチュピチュ全体を上から見渡すことができすごく見晴らしがいいんだろうな。しかしこの日は真っ白な霧。何も見えません。友達は高い所が苦手なので「霧があるから登れる。(笑)」と言っていました。歩き続けて1時間、険しい道のりを歩きやっとのことでサンゲートにたどり着きました。大きな石の壁があり、ゲートのようになっていました。小さな場所なので少し見て回って写真撮影をしたら、また同じ道を辿って下に戻りました。

 

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往復2時間後、引き返してあの有名写真スポットに戻ってマチュピチュを見渡すと、なんとさっきよりも霧が晴れて全体像が見えそう!あのレスキュー隊員の言っていたことは本当だった。少し待つと霧がなくなってちゃんときれいな写真が撮れました。

 

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神様は私たちのことを見捨てていなった!!

インカの人々は太陽の神様を崇めていたらしく、その点では日本人と近い部分があるなと。よくおばあちゃんがお天道様が見ているからとか、日本神話の太陽の神様アマテラスオオミカミはとか日本でも太陽がよく出てきますよね。

一時は、ここまできてマチュピチュを見れないんじゃないかとがっかりしていましたが最後にはマチュピチュのきれいな景色を見ることができて本当に嬉しかったです。ギリギリまで粘ったかいがありました。

マチュピチュをしっかり見れたので気分よくマチュピチュにお別れをし、村へ戻ってお昼ご飯。特にあてもなかったのであの宿を見つけるのに助けてもらったお店に行くことにしました。特別サービスありがとうございました。ちなみにPuent Peru という名前のお店です。

ピザレストランなので窯がありました。お店には代表的なペルー料理そろっていて店内はオレンジ色のきれいでおしゃれなお店です。ランチの後はマチュピチュ村とのお別れです。

さらばマチュピチュ村そしてクスコへ。

帰りもまたペルーレイルです。乗り場は降りた場所とは違い、マチュピチュ村のお土産屋さんが集まっている坂の途中にあります。マチュピチュ村の駅は待合室に椅子もたくさんあって、整備されていました。いくつか乗り場があり、電光掲示板もあったのでわかりやすかったです。

14時発の電車に乗り、また激流の川を眺めながらオリャタイタンボに着いたのが17時過ぎ。ちょっとトイレをしたくなったので待合室のトイレにいってからコレクティーボを捕まえようとしました。最初に声かけてきた人にクスコまで10ソレス?と聞くと頷いたのでいってみるとタクシー!!何?10ドル?。「いや、ここは10ソルで行きたい。おっちゃんごめんやけどコレクティーボを探すよ。」すぐにコレクティーボが見つかりましたが、大きめのコレクティーボ。そして他に誰も乗っていなっくて、今いるのが私たちだけ。これは人数が集まるまでに時間がかかりそう・・・。おっちゃんには申し訳ないけどひっそり抜けて別のコレクティーボに乗り込む。しかしここもまだ人数に満たない。

私がトイレ言っている間に先発の車が行っちゃったんだろうなー。コレクティーボは満員にならないと出発しないので人集めのためにしばらく待ちました。30分後くらいに次の電車が到着し、ここで人を捕ま得られたのでようやく出発。

夜なので中心地は道も混雑して渋滞気味なところもありオリャタイタンボからクスコまでは約2時間以上。

そこをふまえたら、人の波にのって早く集まりそうなコレクティーボに乗ることをお勧めします。(トイレに言っているんじゃなかった)また、10ドル払って、とっとと目的地まで行くのも手です。タクシーなので宿の目の前まで運んでくれますしね。
夜遅いこともあって電車の数も少なくなると人も集まりにくくなることを考慮しなければなりませんね!

 

クスコの宿

まさかの管理人さん英語を離せない。なんの説明もなくただ鍵もらって宿に入ることに。¥クスコは標高が高いせいでお湯が沸騰しにくいので、シャワーもぬるいらしいですが、ぬるいレベルじゃなく水にしか感じない。しかも夜はそこそこ寒かったので震えました。

 

次の日はクスコ観光です。